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安倍自民総裁:インフレに賛成してくれる日銀次期総裁を選んでいきたい…

自民党の安倍総裁が、来年4月任期切れとなる日銀総裁の後任人事について、はやくもご発言のようです。「強い日本」ということでどこぞに弱者をつくりだすことを前提とした危うさを外交だけでなく、こんどは経済や庶民の生活にも当てはめようというお考えとお見受けいたしました。
「日経」は以下の通り。


「日銀の建設国債引き受け」安倍氏発言に賛否 「脱デフレ期待」「副作用多い」
2012/11/17 19:22 日経
 自民党の安倍晋三総裁は17日、日銀による国債の引き受けに言及するなど、金融緩和の強化によるデフレ脱却を訴えた。ただ「副作用」が多いと批判される手法でもあり、論議を呼びそうだ。

 安倍氏は熊本市内での講演で、政権を取り戻した場合、景気刺激策として公共投資を拡大し、その財源を調達するため「建設国債をできれば日銀に全部買ってもらう」と表明した。日銀による国債の引き受けは財政法が原則禁止している。…(略)…

…(略)…慶応大学の池尾和人教授は「インフレ期待だけは上がるが、トータルでみて国益になるかは疑問だ。日本経済がデフレになりやすい構造から抜け出すには辛抱強く産業構造を変えていかなければならない」と指摘する。

 安倍氏は講演で、4月に任期切れとなる白川方明総裁の後任総裁人事について「インフレターゲットに賛成してくれる人を選んでいきたい」と指摘。日銀法改正を検討する姿勢も改めて表明し、日銀に米連邦準備理事会(FRB)のように雇用確保にも責任を持たせる考えも示した。>> 記事掲載WEBサイトの頁へ


「読売」は以下の通り

日銀総裁後任、インフレ目標賛成の人を…安倍氏
 自民党の安倍総裁は17日、熊本市内で講演し、政権復帰した場合の金融緩和策として、「建設国債をいずれは日本銀行に全部買ってもらうことで、新しいマネーが強制的に市場に出ていく。景気にはいい影響がある」と述べ、日銀が建設国債を全額引き受けることが望ましいとの考えを示した。


 財政法は、財政規律維持のため日銀による国債の直接引き受けを原則として禁じており、安倍氏の発言は、市場での買いオペレーション(公開市場操作)による引き受けを念頭に置いたものだ。…(略)…

 また、安倍氏は、来年4月に任期切れとなる日本銀行白川方明総裁の後任について、「インフレ目標に賛成してくれる人を、政権を取ったら選びたい」と語った。

(2012年11月18日15時37分 読売新聞)>> 記事掲載WEBサイトの頁へ


3年前自民党が下野したとき、国民が何にNOといったのか…。