爺、国勢調査員をやっているです。
インターネット回答ができる今回の調査です。ひとまずのネット回答期限20日の結果を受けて、回答者リストが爺のところにも郵便で届きました。
爺の担当地域では、約50%がネット回答。
当初総務省は、「インターネットによる回答数は1千万世帯を超えるものと想定しており、世界最大級の規模となります。」と予想していましたが、「オンライン調査が20日締め切られ、最終的な回答数は1917万件余り…(略)…全世帯のおよそ37%が回答」ということだそうです。
爺の担当地域内では、約50%がネット回答でした。
紙の調査票準備が、かなり面倒
- ネット回答の必要事項を手元資料に書き写す(この時点で、番地、氏名などが符合しているのを確認)
- 紙の調査票対象世帯を特定
- ネット調査時に特定した世帯毎の調査番号がついた封筒のうち、ネット未回答分だけ選択
- 紙の調査票に住居形態、世帯の調査番号などをあらかじめ記入
- 紙の調査票、説明書、返送用封筒を大きな封筒(調査世帯番号を調査員が記入)に入れる
以上がすんだら26日配布物の準備が整う、ということになります。
かなり面倒でした。しかし、ネット回答が多ければ紙の調査票準備は少なくなるという…。
住宅地図の塗り直し
住宅地図の塗り直しは「仕事」として明示されていませんが、完了・未済の世帯を間違えないようにするため、爺は色分けしました。
5人以上の世帯であれば紙の調査票は2枚必要(調査票1枚に4名まで記入できる)です。その準備も怠りなく…。
訪問手渡しが原則の紙の調査票
「…訪問し、調査票の記入を依頼します。」(調査員のしごと23ページ)として原則「訪問」しての作業となります。不在世帯などの場合「日・時間を変えるなどして少なくとも3回以上訪問し」というのが次のステップの判断基準で、「さらに訪問を繰り返しても、世帯と面接することが困難と見込まれる場合は、調査書類を郵便受けに入れるなど…(略)…」と郵便受け箱への投函を指示しています。
ネット上でもイロイロ指摘されたことを受けてか、岡山市からの文書には「封筒のふた部部を折り返してから、調査書類を2つ折りなどして、郵便受けからはみ出ないよう…」とわざわざの注意書きがありました。
アパートのようなんだけど、1階に専用出入口がそれぞれある場合、住宅区分は?
総務省の調査員専用電話(有料)に尋ねました。
- 一見アパートのような建物がある
- 世帯Aが1階、世帯Bが2階に住んでいる。それぞれの世帯は無関係
- 世帯Aの出入口は専用で1階(当たり前だけど)にある
- 世帯Bの出入口は専用で1階(当たり前だけど)にある
- つまり、世帯AとBの1階出入り口は別々(それぞれ専用)
一般的にはアパートということでしょうから「共同住宅」に該当しそうなんですけど、資料と突き合わせると矛盾が生じる…。
- 長屋建:住宅の壁共有。2つ以上の住宅を横に連ねている
- 共同住宅:1棟の中に2つ以上の住宅。廊下や階段を共通したり住宅を重ねて建てたもの。
上の説明では、よくわからん状態です。
電話での回答は、「一戸建」に分類するそうです。それぞれが独立した住宅…?
よくわかりませんが、念押しして確認したです。
ネット回答は引き続き可能
「…(略)…すでに配布している…(略)…「調査対象者ID」・「初期パスワード」から回答が可能」(調査員のしごと24頁)ということで、ひきつづきネット回答は可能なようです。いつまでOKなのかの期限は見当たりませんでした。
26日から、紙の調査票配布
ということで、紙の調査票用の準備に本日午後は結構な時間をとられました。ひとまず、26日からの紙の調査票準備は一応できたかな、という状態です。台風襲来、降雨が心配です。