爺は、「食糧主権」というのをかなり意識しています。国土、国民があれば「国」というのが成立するのでしょうが、国民には「食」が不可欠です。兵糧攻めという兵法があるように、「食糧」の必要分を自力で確保するというのは「独立国」としてある意味当たり前のことではないかと思うのです。「食糧安全保障」と言い換えることもできるのかと…。
日本の食糧自給率は、39%(2014年度・カロリーベース、出典:農水省サイト)です。米国・127(2011年・カロリーベース、以下同)、フランス・129、ドイツ・92、イギリス・72、韓国・39、台湾・39 などとなっていました。カナダやオーストラリアは200を超えていました。
日本国内の都道府県別食糧自給率というのも計算されてるんですね。これを見ると、東京・1、神奈川・2、大阪・2、秋田・181、北海道197。中国5県では、鳥取・62、島根・67、岡山・37、広島・24、山口・32となっていました。いずれもカロリーベースで2013年度
TPPは農業分野だけでなく、医療、保険、労働など多くの分野に影響が及びます。まず、情報開示、ということでしょうね。