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歴史は後戻りできない。歴史から学ぶことはできる。真実を探し向き合う。

「あの戦争には何ら関わりのない私たちの子や孫、その先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」は14日の首相談話で気になったことです。

爺の海外旅行での経験です。先方(被害国・被害者)から「あなたたちが戦争をしたんじゃない」というようなことを言っていただいたことがあります。ある意味「寛容の精神で旅行者を受け入れてくれた」という気持ちになったのを思い出しました。

「謝罪を続ける宿命」を考えるのにはさまざまな理由があるのかと思います。被害者側が許してくれない、というのが一番だと思います。これは、被害者が極めて厳しい立場なのか、加害者がきちんと謝罪してないのか…、双方の和解・理解の努力が食い違っているのか…。

歴史は後戻りできませんが、歴史から学ぶことはできるのだと思います。ドイツでは第二次対戦のナチスの犯罪には時効が無いということだそうです。戦争犯罪という事実から目をそらさない、という立場です。

「謝罪を続ける宿命」を意識するのは、良好な隣国関係を築くことができない安倍自公政権の現実や到達点を反映したものだと見えるのです。憲法9条を堅持し、国家間の問題解決として戦争を否定した日本の針路が、危ういものにならぬようにと願う8月15日です。