4/5追記:当初見出しを「…4月から…」としてましたが、「…5月から…」と訂正しました。
SIMフリーは、どの端末にどのSIMカードを入れても通話・通信などができる状態になること、のようですが、落とし穴もありそうです。
2015年度より、SIMロック解除が義務化
ガラケー(3G)はもとより、スマホにも入っているSIMカードです。このカードが電波の利用契約(通話、メール、ネット接続)という関係ですね。
端末(スマホ、タブレット、モバイルルータ)は、SIMカードの契約に基づき、キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、…)との接続を実現する道具。端末の発売時期やもともとどのキャリア向けに作られていたかなどにより利用可能な電波が制限される可能性がありますので、キャリア⇔端末⇔SIMカードの3つの相性問題はよく調べてからSIMフリーに関係する行動を起こした方がよいでしょうね。
TAKAは、NEXUS7(2013)とSIM(OCNモバイルONE)をつかってネット接続とSMSができるようにしています。つまり、ドコモの電波を使っているのですが、田舎(鳥取県日南町某所)では「通信サービスがありません」ということでNEXUS7(2013)を使うことができません。端末・NEXUS7(2013)とドコモが提供する電波周波数が田舎(鳥取県日南町某所)でマッチしないということです。調べてみたら800MHZ帯の電波にNEXUS7(2013)は対応してないようだ、ということでつながらないみたいです。その場所では、NEXUS7(2013)からは3G(FOMA)、4G(LTE)ともアウト…シクシク。
新しい電波周波数帯が割り振られるとそれに対応した端末が発売される、という現実でしょうから、キャリア間の違いとあわせ、現実に使う予定のある地域の周波数などもある程度確認しておかないと、SIMフリーにしたけど、泣いた…などということもあるかもしれませんね。
義務化となる2015年5月以降に発売されるモデルが対応
現在使用中の端末は、この記事を書いている時点ではSIMフリーの対象外、ということのようです。
以前、ドコモで購入したタブレット(SIMもドコモ)を中途解約し、タブレット端末をSIMフリーにしたときには、料金が必要でした。解約したのでSIMカードはドコモに返却でした。なお、SIMカードを他の端末で使うにはSIMカード自体のロック解除(有料)も必要と告げられました。中途解約の料金も…。
相性をよく確かめて
TAKAは現在、通話・SMSのみのガラケーと、通信・SMSのタブレットを使っています。
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ドコモ・ガラケーのiモード、パケット通信を契約解除し支払いは楽になりました。元々ガラケーでネット閲覧するのは、仕事でQRコードを作成しその読み取りと接続確認の時ぐらいでした。ガラケーで使っているキャリア提供のメアドも、ショートメール(SMS)がキャリアが違っても使えるようになり利便性が上がっていましたので、これで大部分はOKでした。タブレットでネット接続しPC用のメアドを使うことができたこともあり、ガラケーで画像付きのメールを使う必要もなくなりました。
予想外だったのは、タブレット端末・NEXUS7(2013)で田舎で通信サービスがなしと表示されたことでした。800MHZ帯(第19バンド)に端末・NEXUS7(2013)が対応してないことが原因でした。街中でネット接続できないことはまずありませんので、事実上不便はありませんが、いつでもネット接続できるか、となると現実はそうなっていない…。そういう意味でも、キャリア⇔端末⇔SIMカード の相性が気になります。実際にSIMフリーが進めば、ネット上にもさまざまな情報がUPされるでしょうから、やたらと急がない、というのも一案かと…。
次に割り当てられる予定の電波は、「次世代通信の周波数、大手携帯3社に割り当て 総務省:朝日新聞デジタル」を見ると、3・4ギガ~3・6ギガヘルツ帯(第42バンド)となりそうです。
「ニュース - 3.5GHz帯は携帯大手3社に順当割り当て、ただしKDDIには特別な条件付与:ITpro」の記事によると「3.5GHz帯を使ったサービスの開始日は、KDDI/沖縄セルラー電話が2016年6月30日、NTTドコモの2016年10月、ソフトバンクモバイルの2016年12月の予定。」となっており、サービス開始・普及にはまだ時間がかかりそうです。特に地方では…。
周波数割り当てが決まって、端末が対応するのには時間がかかります。それ以前の機種が新しい周波数に対応していない、というのは容易に想像できることで、どこかで割り切って区切りをつけるなり、不足があっても現状のまま、ということにするのか…さて?
記事と写真は関係ありませぬ…。