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PULLの哲学(ジョン・ヘーゲル3世)

「PULL」の哲学 時代はプッシュからプルへ―成功のカギは「引く力」にある”を読みました。
PULLは引く、PUSHは押す、です。これまでの世の中、組織、行動様式がPUSHだったけど、時代が変わりつつあるんじゃないか、PULLに…というような本です。
ビジネス書、自己啓発書の類いかと思います。ネット世界が膨張しているときに、爺はどういうことを考えてサポート作業をすればよいのだろうかと、そのヒントを得るために買い、読みました。
世の中が不確実・不安定なので、需要を予想することが難しく、見合った製造設備や人員を見通すのは難しい時代になっている。ならば、柔軟に対応できる組織や活動の仕組みが必要ではないかということで「PULL」の発想になったのだと思います。
デジタル世界、ネット世界がひろがっている現在があることを見て…(略)…すでに成功している人たちは、過去にうまくいった方法が、未来でも役に立つと信じている傾向がある。…(略)…今でもまだ有効かどうかを確かめることもない。…(略)…大きなシフトは、社会のあらゆる側面に影響を与えている。この変化の波を無視している会社は、いちばん優秀な社員に去られることになる。顧客も、他にもっと魅力的な新製品が登場すれば、すぐそちらに乗り換えるだろう(p36)と記してあります。
過去に役立った方法がPUSHで、これからはPULLだ、と言っているのです。
そのPULLがなにかをつかむのは、ちょっと面倒だと感じました。また、PULLはテクニックではないとも。答らしきものが最後のページに書いてありました。しかし、その意味をつかむには、本を読まねば結局…なかなか…。修行中…シクシク。

「PULL」の哲学 時代はプッシュからプルへ―成功のカギは「引く力」にある

「PULL」の哲学 時代はプッシュからプルへ―成功のカギは「引く力」にある