pagetaka

写真、PC、ネット、岡山、旅の話題をお届けします

メニューにはあるが「今日は打ってません」

本日、岡山県北のあるところで蕎麦を食べました。
粉が異なる「ざる」が3種類あります。加えて、大盛り、てんぷらなども楽しめそうなメニューです。「粗挽き」というような種類だったでしょうか、珍しそうだったので、頼んでみると「今日は打ってません」とのこと…。爺は絶句したです。
「今日」が問題なら、いつならあるんだ…? メニューに載せ、腕は確かで美味い蕎麦を食べさせるぞ~という雰囲気でも、いつ食えるかの情報を提供してくれないというのは、蛇の生殺し状態ではないか…。さては、爺が巳年なのを知っていて、いじわるしたのだろうか…。サービス業だものそんなはずはない…。単にメニューに載せてみたかっただけだろうか。
別のを頼むと、何事もなかったかのように供された。注文したそばには特段のトリックはないようで、箸でもつまめるし、のど越しも悪くは無い。出汁もこんなものだろう。
となると、なおのこと、「粗挽き」とやらのざるそばを食したくなるというのが、蕎麦好きの性(サガ)かもしれない…。そうか、一見の客にしておくのはもったいないと爺のことを値踏みしてくれ、もう一度来店してもらいたいという、亭主の深遠なオファーだったのかもしれない。爺は、上品で慎み深いので、決してつっけんどんな応対をされたとは思いこまない…。あちこちが痒い。どうしたことだ…意に反したことを書いてはいない。現に、ペンをもって紙に書いてはいないのに…N?
まあ、いい、もう一度来てやろうじゃないか! で、いつなら「粗挽き」があるんだ? と尋ねるのは慎み深い爺にはできなかった…。