父親が使っていたものだろうと思います。鉱物です。文字を書くのに使います。
炭鉱、クローム鉄鉱、石灰山などで仕事をしていた父親の持ち物だとすると、最低40年は経過しているかと…。
1本の長さは8cm、およそ正方形の断面は4mmくらいの太さ(1辺)です。中に数本、鉛筆の芯のようになったものがありました。
備前市三石の国道2号線沿いにろう石の鉱山があります。この看板を見るたびに、懐かしく思い出すことがあります。
鳥取県日南町で高校生だった時のこと、高校で知り合った同級生のNが、この蝋石を採りに行こうと連れて行ってくれたことがります。同町内に蝋石があったのです。国道183号線わきを少し上がると確かにありました。
現在、その場所は国道の直線化工事でバッサリ切通しになるみたいです。爺は「蝋石もう出ないんだろうな~」などと昨年通ったときに思ったのでありました。
鉛筆の芯のようになった蝋石。初めて見たかも…。記憶がボケているだけ?