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10/9京都学生祭典:撮影規制が「明示」されている

上のtweetを見て、ホホーッ! と思ったものの、どこでどのように公表されたローカルルールかわからない、ということで、tweet主にお尋ねしました。祭典のタイムテーブルにあるとお知らせいただきました。感謝。

制限には――

  1. どのような内容が説明されているか
  2. どのような理由によるか
  3. それは、爺的に妥当と思えるか…

――というような点から、とても興味を惹かれました。

青空天井の公開イベント、主にお祭りとか踊りなどで撮影関係で記憶にあるのは、「三原やっさまつり」です。受付けでカメラマン登録(住所氏名など)すると、首から下げるカードを交付され、それでパレード中の踊り連の前に入って撮影してもOKというようなことだったかと思います(当時)。

観覧席の正面最前列を中心に、三脚につけたカメラがズラリと並ぶ、または、場所取りだけしてカメラマンは不在(いつか来るんでしょうが…)というのを踊り会場などで見かけます。ごひいきのチームが登場するまではどこかでお茶でもしているとか…の例もありそうです。すると、最前列に空席。演舞前後の拍手や演舞中の反応もカメラに集中するあまり少な目、というのもありがちなことです。

主催者としては、カメラマンも大切なお客さんでしょうし、そうでない人も同様。どのような運営・制限が適当な落としどころか、これからも模索が続くのだろうと思います。

その意味で、京都学生祭典の「撮影規制」がどのようなものか興味をひかれました。

撮影規制の内容・説明

「撮影規制について」の項目が「第14回京都学生祭典会場図 タイムテーブル pdf」(以下「TT」)第16ページにありました。

「カメラ撮影について、下記のとおり規制を実施いたします。」(TT16頁)として図とともに示されていました。図の部分を資料としてUPします。なお、右上の「撮影パス」に関する部分は、同17頁から切り張りしました。あわせて、色付き部分は当方の加工です。

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上記画像の参照・引用元:第14回京都学生祭典会場図 タイムテーブル pdf

爺の感想など

爺が説明から読み取ったことなどは以下の通り。

  • ステージ周囲には、進入禁止線がある。これが、撮影規制用の「進入禁止」か、観客も含むものかどうかは現地に行かないと、爺には今のところわからない
  • 脚立、足踏み台は禁止
  • 三脚は可
  • 300mmを超える望遠レンズは禁止
  • 蓮ステージには、特別の規制がある。地べた席は「望遠レンズ禁止」
  • 同カメラ席は、メディアなど許可あるカメラのみ

爺の気持ちに引っかかる部分を箇条書きにします。

  • 蓮ステージの「望遠レンズ禁止」の「望遠」は、何を指すのだろうか。[禁止事項]に示す「300mm超」を指すのであれば、そのように明示する必要があろうかと思われるが…
  • 「カメラ」とは、そもそもどの種類を指しているのか読み取れない。スマホ付属のカメラ機能もカメラの位置づけか
  • 「300mmを超える望遠レンズ」は、単焦点もズームもひとまとめに、いわゆる「テレ端」という意味であろうかと思うが、はっきりしない
  • マイクロ・フォーサーズ規格で200mmは一眼フルサイズだと400mm相当だが、レンズとしてはあくまでも200mmとなるがどうだろうか
  • 交換レンズタイプで無いカメラでフルサイズ一眼レフ換算300mmを超えているときはどうなのか
  • 1.4倍コンバータ使えば、例えば300mmx1.4XAPS-C≒600mm超 となるがどうだろう…

とか考えるカメラマンもいそうだが…

なお、規制項目ではないが「カメラを持参されたお客様は、ぜひお立ち寄りください」として撮影者パスの発行を行っていることを案内している。パス発行に必要なもの、発行に伴う特典などについては、TTでは触れられていない。

これまでにあったトラブルと対応、質問と回答などがサイトにUPしてあればありがたいな~と思いました。

www.kyoto-gakuseisaiten.com

京都学生祭典2016年度本祭特設サイト – 京都学生祭典において、京都一丸となって創りだす結晶(本祭)を通じて、すべての人々を魅了します。特に今年は、京都三大祭りに肩を並べた「京都四大祭り」になることを目指し、挑戦していきます。

追記:「複雑」とか「わかりにくい」部類の「規制」は好ましくないと思う。説明する方も疲れるだろう。単純明快で隘路が少ない方が良さそうだ。

参考

第11回の規制は次のようになっていました。

↓該当部分を画像参照
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この時は「撮影禁止区域」「侵入禁止区域」、今回は「進入禁止線」とちがっているようです。「撮影者パス」の特典もこの時は示されていたようです。