本日の夕食は、奥さんと一緒に、西大寺唯一と言ったらよいのか中華料理のお店に行きました。
おいてある新聞から「朝日」をテーブルにもってきて、料理ができるまでナナメ読みしました。
文化・文芸欄
俳句、和歌ともに、安保法制や戦争を考えるものが目につき、選者も意識しているとの対談が載っていました。
「憲法が守りてくれし我が人生、銃撃たざりき撃たざりけり」松下三千男
「七十年戦（いくさ）無き世の夏の空」笠井 彰
などを載せ、「この夏が正念場」の思い、やむにやまれぬ気持ち歌が発散、などと…。
自然を詠むだけでなく、社会を詠む俳句や歌がもっと盛んになっても良いのではという思いが伝わってきました。
広島の人たちが意見広告
「戦争する国にさせない ぜったいに」という意見広告が掲載されていました。「第九条の会ヒロシマ」が広告を出したもので、賛同した人たちの名前も掲載されていました。その中には、爺が大きく影響を受けた人の名前も…。
核兵器の輸送、法文上はできるが輸送は拒否
国会で安保法制が議論されています。手りゅう弾、劣化ウラン弾、クラスター爆弾、化学兵器、ミサイル、核兵器などはいずれも「弾薬」という消耗品に入るのだそうで、「武器」ではないとの政府の説明です。
米国は、潜水艦などへの核兵器の搭載について明らかにしないという政策をとっています。日本は、アメリカから通告が無いので日本には持ち込まれてなどいない、ということにしています。
これまでのことがつづくと、アメリカから輸送依頼があったが、核兵器と通知が無いので問題ない、というようなことにするんでしょうね。核兵器が弾薬などの消耗品で、武器でないという位置づけにどれだけの日本人が納得するでしょう。アメリカのポチ（イヌのポチが可哀そうでもあるが）になっている日本政府の立ち位置が情けない…。盗聴されていても、荒立てないように収拾しようとしているしね…。
憲法違反の安保法制は廃案にするのが良いのだと爺は考えます。憲法改正に正面から向き合うことを避け、解釈で集団的自衛権を合憲とするのは、立憲主義をないがしろにし、内閣の恣意的な判断や政策を憲法の上に置くものではないかと思うのです。
などなどと思いながら、夕食を食べて外に出てみると、夕焼けがちょっときれいなのでありました。本日は、広島に原爆が落とされた日であります。
