「千本鳥居」など朱色の鳥居が有名な伏見稲荷大社(京都市)に行ってきました。
さすがに立派な鳥居がずらりと並んでいます。
見事なものです。これだけ寄進をうけるということは、さぞやご利益もあるのだろうと、下賤な爺は想像したのでした。
鳥居の跡だけがあるところもチラホラ
奥伝奉拝所を過ぎても、まだまだ鳥居が…。ずっと隙間なく並んでいるのかと思ったら、上に行くほど、元々鳥居が設置してないとか、土台だけが残っている、というような場所があるのがわかりました。
なかなか、維持も大変なのだろうと想像します。
石造りの鳥居、明治45年「奇術総長 正 天一」
二ノ峰から下ると、クッキリと石刻がのこる鳥居がありました。予備知識もなく、とりあえず記録にと写真に収めました。
「奇術総長 正 天一」との石刻がなかなかの迫力です。普通、柱への奉納者の名前を記入するのは一方の側だけのように見てきましたが、ここの柱には上り下りどちらからも見えるようになっていました。つまり、一本の石柱に寄進した人の名前が全部刻んであるというつくりです。二代目天一、小天一、天嬢の名前が見えました。