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北海道の五角柱 その2

花畔神社の社日碑は五角柱

花畔神社で見つけた社日碑の画像について、サイト管理の方にお尋ねしたところ、原版を送ってくださいました。また、出所明示すれば画像の使用もOKとのことでしたので、早速使わせていただくことにしました。
まず、お届けいただいた画像を適宜縮小したのが下の画像です。
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↑北海道石狩市・花畔神社の社日碑(神社探訪 狛犬見聞録・注連縄の豆知識サイトから利用許可を得て使用)

大きな原版画像を見た時点で、先に正面の刻みを「天照皇太御神」と読んだのが間違いだったことがわかりました。
正面の刻みは「天照皇大神」のようです。また、台座は、新しいもののように見え、台座上段はこの碑を移設か台座修繕した際の「寄附者」のお名前が15名ありました。元々の五角柱設立の趣旨などは確認できませんでした。
お送りいただいた方によると、正面画像以外ないとのことでした。なので、残りの4面を確認することができません……。

向かって右は、稲倉魂命。同左は、大己貴命

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送っていただいた画像を、魚の開きのようにしてちょっと見やすくしたのが上の画像です。
大己貴命」の4文字目「命」は読み取りかねる状態ですが、およそそうだろうと推測しました。また、「巳」か「己」かもちょっと判別しかねます…。
大己貴命」は「おおなむちのみこと」、「稲倉魂命」は「うがのみたまのみこと」と音にするのだろうと思います。
大己貴命」は「己」が「巳」と刻まれたり、「大国主命」(大黒様)の別名などと説明されることが多いようです。「稲倉魂命」は食物の神様、またはお稲荷さんの主祭神でもあるようです。

花畔神社の社日碑の見えない部分、少彦名命、埴安姫命となっているんでしょうか、興味を惹かれます…。