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一合炊飯:大根葉と鶏肉をつかって炊き込みごはん

奥さまはご実家へご滞在中…。ということで、本日も自炊であります。

質問にお答え:炊き込みごはんが好きか

ある年賀状に「炊き込みごはんが好きか」との旨記入がありました。記憶にある最初の炊き込みごはんは、鳥取県日南町の若松鉱山(クローム鉄鉱石)社宅で食べた、おそらく昭和30年代終盤のことだろうと思います。50年以上前のことかと…。

白黒テレビ、蛍光灯、洗濯機、冷蔵庫、トランジスタラジオ、テープレコーダー、など電化生活らしき生活が徐々に身の回りにも…という時代ですね。

料理はもっぱら母親の仕事でした。そのとき作ってくれたのが「ショーケメシ」という名称。漢字をあてると「塩気飯」ということでしょうか。筍、栗、シイタケなどそれぞれの季節に入っていたのかと思います。おかずがご飯に一緒に入っていて、食べやすかったのを覚えています。食わず嫌い、魚の骨・皮が苦手、なすび・トマト・キュウリなどグチャグチャした食感と種が一緒になったのが苦手、ということもあり偏食気味だったのでありました。「ショーケメシ」は爺(=当時は紅顔の美少年≒厚顔無恥の爺)にとって心配なく口に運べる料理だったのでありました。

それが、現在に至るも…およそ続いている…のかと。

大根葉と鶏肉で炊き込みごはん

前置きが長くなりました。
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今回の材料、冷蔵庫を漁った結果、鶏肉、大根葉、ニンジン、干し柿を使うことにしました。
干し柿、意外ですね~。先だって干し柿を焼き飯につかってみたらイヤミのない甘さを醸し出してくれたので、炊き込みごはんではどうだろうかと冒険をしてみたくなりました…とさ~。

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できあがり、炊飯器の中を見るとこんな感じでした。

大根葉の鮮やかな緑色は見る影も無い状態…シクシク。大根葉は、炊飯後に混ぜる「まぜごはん」の具として使う方が緑色を生かせるデスネ…反省。炊き込んだので味はほんのりと良い感じでしたけどね…。
干し柿は…と・とてもこんな明るいところではイエナイ…シクシク。

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↑まず仏さん用に。
↓半分残しておいた干し柿をトッピングした自分用
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大根葉は緑色が失われたとはいえ、シャキシャキとした食感はありました。トッピングの柿は見かけ上はアリカナ~と思いますが、ま、次回からはないな…。炊き込んだ柿は特段(ええ、とりわけて…)あれこれいうほどの存在感ではありませんでした。ご飯に自然な甘みが加わって…と論点をずらす爺…。

白菜と鶏肉の煮びたし

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炊き込みごはんに使わなかった残りの鶏肉を白菜と一緒にして煮びたしにしたです。すこーし味醂を使ったのが良かったかな。完食

大根をおでん風に

白菜と鶏肉の煮びたしに使った鍋を使いまして、残った出汁に水を加え、鶏がらスープなどをつかって味を変えながら、面取りし下茹でし半月切りの大根をほうり込みました。
白菜と鶏肉の煮びたしに使った昆布も細切りして一緒に…。
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最後にエノキタケを一緒にひと煮立ちさせて出来上がり。ユズの皮をちょっと添えてどんぶりに盛りました。隣の小グラスはウイスキー…。

ごちそうさまでした。炊き込みごはんは、塩、醤油をほとんどつかってなかったので、柿の甘みが少し前に出すぎたのかと…。