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写真の見直し:続

写真の見直しが続いています。人物写真を中心にチェックしています。当時ノーマークだった写真のなかにも、オヤ、これいいじゃないか、などというのがあったりします。

しかし、人物写真というのは肖像権というかそういうのがあって、勝手に世間に出すわけにはまいりません。撮影時に自由な使用を許諾いただいている、という都合のよい話ばかりではないという…。

人物写真というのは、例えがあまりよくありませぬが、盗品の美術品みたいな性格だな~と思うことがあります。

盗品の美術品、物騒な存在であります。自分がそれを見ているだけでは満足できず、誰かに見てもらいたい、しかし、それだと自分が盗品に関係していることがばれる。イヤ、自分はこういった美術品、盗品だけど、所有しているんだ…というような、葛藤というか、まあ、そんな感覚です。

人物写真もそれに似ているのではないかと、耄碌爺は思っているのです。でも、これから何年先になるかわかりませぬが、ご本人の了承が得られたら、ぜひ、世間に公表したいな~と思うような自薦・自選傑作も…。それまで、モデル役の方と、良好な人間関係を保持しているという、気の遠くなるような時間が必要なのだとも思うのです。しかし、爺はすでに還暦通過…。こちらが息切れしとるかも…。

息切れといえば、当時、楽に撮れていたのに、現在は息切れしたり、興が乗らなかったり、という自分を発見することがあります。5年ほど前であれば、1回の撮影で3,000枚以上シャッタを切っていたり…。現在、無理にでもそれだけシャッタを切る機会というのは減っております…。人間に対する興味が後退しているのかも知れませぬ…。イエイエ、それをとりもどすためにも、以前撮影した写真を見直しているんですけどね。

がんばらねば。