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エクセル:ふたつが同じ値、型かチェックする

エクセルで、左右に並ぶ文字が同じ値で同じ型かどうかチェックしました。目視とは明らかな違いが出て興味深いものでした。
昨日、約1300あるデータの照合作業を、読み上げと目視でおふたりが格闘中でした。見ている資料はPC画面上のエクセルのデータであります。
一見同じように見えても、PC的には異なるという例がけっこうあり、読み上げと目視だけではなかなか発見できない可能性もあると思いました。

  • 「O」と「0」のように、オーとゼロなのですがちょっと見分けがつかない
  • 「0」「0」のように、全角と半角で紛らわしい
  • データの両側または片側にスペース(空白文字)があって、その存在に気付かない
  • 読み上げを間違える
  • 目視を間違える

など、人間作業だとよほどの緊張感を持続するとか、読み上げ規則などを整えないと十分な結果を得ることができそうにありません。
昨日は、両側の余分な空白を取り去るために関数trim、全角文字を半角にする関数ascを使い、人間の入力時の間違いなどを機械的に取り除くセル間の計算をおこないました。つまり、人間が入力時に意図せず間違えたというか、人間的には同じようなもの、というか…。
左の値でそのセル操作を行い、右でも同様に行い、それぞれの結果を別々のセルに表示し、それを条件関数ifで=かどうかチェックするという、簡易な方法でおこないました。
すると、多くのセルで当初「偽」値だったものが「真」値になり、結果的に人間の感覚に近い答えを得ることができました。
同じことを繰り返し規則的にする作業にパソコンは向いています。パソコンに向いている作業はパソコンに任せ、その結果残るであろう苦手とする部分をしっかり人間がチェックしてやるという方法にすることにより、時間短縮、一覧性の確保、人間の集中力を確保しつつ間違いを比較的少なくできる、というような結末に近づくことができるのでありました…。もっとも、関数や条件式の使い方が間違っていたりすると、予期しない結果を目の当たりにすることになります。人間的なチェックというかそういうものを常に必要なものとして頭の片隅に残しておくことは大切かと…。
trimとasc関数だけだと対応できない「値」、また同じ「型」かどうかは担保がありませぬ…すみません。エクセルはにがてなのです…グスン。