pagetaka

写真、PC、ネット、岡山、旅の話題をお届けします

SSD:HDDの代わりとはいうものの…。2.5インチHDDとは姿形が違うものもあるようで…

SSDは、HDDの電子版みたいなスピードを誇る大容量記憶装置です。PC起動時間を短縮するため、OSをSSDに設定する例もあるようです。
さて、本日は既設のSSDが小さいので、大きいのに替えたいが…というお宅にお邪魔してきました。
結論、表題の通り、SSDのなかには2.5インチHDDとは違って、メモリのようなものもあるようで、換装の時は注意が必要なようです。
電器店にSSDを買いに行けば、まずもって2.5インチサイズのSSDが商品として目につくはずです。本日、お邪魔したお宅のPCに入っていたSSDは、ラップトップPCのメモリの差込口のようなところへ、縦長のメモリのような感じでセットされていました。言うなら、SSDとは一見思えないものでした。
で、換装でイロイロと思案が必要でした。OSはWindows7でした。
いわゆるHDDが一台接続されているが、この位置に購入したSSDをつける。このSSDを起動時のメインディスクとして認識させる、などと予定しました。結果、成功でした。
実は、このお宅には以前に購入した、クローンHDDを作成するアプリがあったのでした。

  1. 100V電源、電池を抜く
  2. HDDをはずしSSDを接続する
  3. 電池を装着、100Vをつないで、PCを立ち上げる
  4. この時点でSSDは、ドライブとして認識されない
  5. 外付けHDDを換装の手順でSSDをドライブ番号が割り当てられるよう作業します(番号は、FとかGなど空いている番号でOK)
  6. この時点で、マイコンピュータを表示すると、もともとの小さいSSDはメインのドライブ、Cとして認識されている。新しいSSDはFなどとして認識されているですね(NGであれば上の設定作業が成功していないことに…シクシク)
  7. ドライブをそのままバックアップするアプリを使って、Cの内容を全部を新しい大きなSSDの(例えば)Fにバックアップします。蛇足ながら、いわゆる、単純なコピペでは実現しませんので、それなりの、ドライブ(ディスク)を丸ごとバックアップできるアプリを使ってくださいね。
  8. 作業が終了すると、もともとの小さいSSDと、新しい大きなSSDは同一内容となります。
  9. バックアップアプリを終了し、普通通りPCを立ち上げると、なにごともなかったようにデスクトップ画面まで進行します。
  10. マイコンピュータでドライブがどうなっているか確認します。新しい大きなSSDがCとして認識されていればOK(バックアップアプリを動かすまでは、例えばFだったのでどうなるか不安でした。アプリによって動作が異なるかも…)
  11. これでこれまでの小さいSSDは不要になるので、外して保管。PCは新しいSSDのみのドライブになります。

作業の2番目にはずしたこれまでのHDDは、USBケースなどをつかって外付けHDDとして使えます。また、これまでの小さいSSDはリカバリとして別途保管、またはフォーマットして、小さなドライブ・HDD代用品として使うことも可能です。
新しいSSDがC(メインのドライブ)と認識されなかった場合があるのかどうかはわかりませぬ。Cでないとしても、立ち上がるとするとそのままのドライブ番号でも問題ないでしょうし、コンピュータの管理→ディスクの管理などからドライブ番号を変更するというのもできるかもしれませぬ。ただし、試しておりませぬゆえ、結果は不明です。悪しからず…。