Webデザイナーのための jQuery入門 魅力的なユーザーインターフェースを手軽に作る (Books for Web Creative)
- 作者: 高津戸壮
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/12/07
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 45回
- この商品を含むブログを見る
まだ、読み終わっていません「Webデザイナーのための jQuery入門 魅力的なユーザーインターフェースを手軽に作る (Books for Web Creative)」。しかし、わかりながら読み進んでいる実感がありますので、記事にします。プログラム関係の本を読んでいると、途中でわからなくなってPCを立ち上げ確認する、というようなことをするのですが、この「Webデザイナーのための jQuery入門 魅力的なユーザーインターフェースを手軽に作る (Books for Web Creative)」は、ほとんどそういう必要がない、わかりやすい本でした。本の帯にも「HTML、CSSの次にマスターするのはこれだ!」と書いてあり、ご希望の方にはおすすめの本かと、妄想しています。
あ、そうそう「jQuery」は、JavaScriptを便利に使う魔法の道具のようなものかと…。
TAKAが、今回ご紹介した本の以前にもっているJavaScriptの本は、発行年が2001年でした。ほかに、Ajaxがらみで買った本が2005年ですが、ほとんど読んでいません…耄碌爺の脳みそにはフィットしなかった…シクシク。
JavaScriptに関する一般的な印象は、「見かけに働く」「コンテンツそのものより装飾」というようなイメージでした。装飾に関しては、CSSが活躍する時代であり、JavaScriptの出番かどうか確信が持てないまま年月が経過したという自身の状況です。「コンテンツ」、言い切れば文字情報の充実やその利用技術が重要課題ということでとりくんできたTAKA自身の経過があり、JavaScript/jQueryは、結構な空白があったことになります。
改めて、JavaScriptならぬjQueryをやろうかと思った入口は、APIがJavaScript/jQueryで動くとか、WordpressとSNSの連携などに使えるのではないかという、なんとなくの想いからです。文字情報が最重要コンテンツだと思いつつ、単に発信するだけでなく、SNSなど便利な道具を同時に利用し、情報流通をさらに進めたい、ということでもあります。
で、Twitter、Facebook、GoogleMapsなどに関するプラグインやAPI連携などをやってみたのです。すると、jQueryとかJavaScriptとかでてくるではありませんか。もちろん、それ以外の言語でも、例えばPHPでもなんですけど…。そのうえSDKだとか、あれこれ・あれこれ…。
WordpreesとTwitter/Facebookの連携は、単にWordpressにプラグインを設定すればOKという環境ではなく、Twitter/Facebook側でのアプリとしての認証、それに伴う一時的なパスワードのようなものの設定と受け渡しなど、ちょっと面倒です。結果的にはプラグインの設定は成功するのですが、SDK・それ何?、jQuery・使ってないので読めない!、という状況があって、ある意味「まずいです」「へこみます」ということでもありました。また、昔、JavaScriptを結構使っていた経過があるものの、閲覧PCでJavaScriptがoffになっていたりすると意味のないことになることもあってコンテンツ第一主義のTAKAとしては力が入らず、疎遠でもありました。
今回、この「Webデザイナーのための jQuery入門 魅力的なユーザーインターフェースを手軽に作る (Books for Web Creative)」を読み始めた最初のころは、昔の感想と同じようなものでした。「CSSをjQueryから操作できる」ということがわかっても「CSSとの関係で、ソース全体の一覧性・可読性が落ちるな~、使いにくいな」というようなものでした。
最後のあたりになって、JSON、XML、Ajaxなど外部ファイルを利用する流れが出てきて、少し「ああ~これこれ!、追加情報をサイトに載せることができるようになれば、よりサイトの厚みがUPするかも」という理解に到達しました。それまでには、オブジェクト、配列、条件判定なども出ております…はい。
最後の最後に、この本を勉強した人の流れは二つに…というようなことが。自分でしっかりソースを書くタイプと、現在ネット上などにあるjQueryソースをしっかり利用するタイプ、のように分かれると「予言」が…。
いずれの道に踏み込むかはともかく、HTML、CSSが手打ちできるようになった人(≒ほぼスラスラ読める人)が、少し前進したいというときに、この「Webデザイナーのための jQuery入門 魅力的なユーザーインターフェースを手軽に作る (Books for Web Creative)」は、新たな魔法の道具になってくれるのではないでしょうか。JavaScriptを書いたり、コピペだけして使っていた人にも、「フムフムそういうことか」と気づかせてくれる要素がたくさんあるように思います。ええ、TAKAが寝転んで読んで、なんとなくわかった気にさせていただけた珍しい一冊でありますので…(何の担保にもならんな~シクシク)。
くどいですが、HTMLとCSSはほぼ読める状態の人が勉強されるのが良いと思います。また、FTP、文字のエンコードなど周辺知識も多少は必要かと…。