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2016年2月20日:裸まつり(西大寺会陽)

地元、西大寺地域では「会陽」(えよう)といわれ、場所も「西大寺」とはいわず「観音院」(かんのんいん)で行われる「会陽」となります。

西大寺の裸まつりの見物に来られた方に「西大寺はどちらでしょう」と問われ、「そんなところはネェ」と答えたとか、「えようしかしょーらん」(会陽しかしてない)と答えたとかの伝聞がありますが…さて…その真偽は…。

西大寺バスセンター

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バスで会陽見物に来られる方は、両備ばすの西大寺バスセンターか、夕方から延長運行される「昭和被服前/会陽」バス停を使われるでしょうね。

本日午前、バスセンターに行ってみましたが、延長運行される臨時バス時刻表などはまだ貼りだしてないようでした。例年だと、JR岡山駅東口9番乗場「西大寺」行きのうち午後7時頃からの便が延長運転されていたと思います。

西大寺バスセンター」と「昭和被服/会陽」バス停の間は、約600メートル。「昭和被服/会陽」バス停から会場の西大寺観音院は500メートル弱。

JR西大寺駅

JR利用だと、赤穂線西大寺駅が近い駅になります。駅から会場の西大寺観音院までは約1000メートル

最高潮に達するのは午後10時の「宝木」(しんぎ)投下

午後10時に、男たちが団子になっている頭上の窓が開き「宝木」が投下されます。それを奪い合って、商工会議所の所定の位置に収めると「福男」になります。
これ以前にも「子ども会陽」がおこなわれます。

後祭り

会陽が終わると「備前平野に春が来る」といわれます。会陽がおわると「後祭り」が観音院境内で2週間行われます。今年は3月6日までの予定です。地元の人は、こちらの方を楽しみにされているとも…。


住んでいれば、どの道を行けば観音院(西大寺)に到達できるのかわかったことですが、外来者、とりわけ外国からの人にとってはどうなのか…。まあ、人の流れが途切れなければ心配はないのでしょうけど。
いずれにしろ、外国からの旅行者が前年比5割増しというようなご時世です。「おもてなし」以前に、必要最低限の情報がわかりやすくでているかどうか、こういう機会にチェックするのも大切かもしれません。