ネット徘徊していまして「東電が社内事故調の見解を一変し反省」(YUCASEE media 最終更新:2012年10月12日 18時40分)に、東電がこれまでの見解「災害が想定事象を上回るもの」を変え「事前の備えができていなかった」との立場を明らかにしたとのことが報じられていました。
東京電力は12日、第一回原子力改革監視委員会で、原子力改革特別タスクフォース(タスクフォース長・廣瀬直己東電社長)が「原子力改革の進め方」を発表し、事故発生の原因に対して「問題は事前の備えができていなかったこと」という新しい捉え方を示した。東電は…(略)…、今年6月の同社の事故調査委員会では「安全確保のベースとなる想定事象を大幅に上回る事象を想定できなかった」などと、不作為であることを重ねて言及していた。
ただ、今回のタスクフォースでは「問題は事前の備えができていなかったことであり、改善や安全性向上のチャンスを敏感に捉えて対策に結び付ける改革プランが必要」などと、自らの責任について言及した。
問題意識としては次の3点を挙げており、1、事前の津波評価の時に、必要な対策を取れたのではないか? 2、2002年以降も過酷な事故対策を継続的に強化していれば、事故の影響緩和が図れたのではないか? 3、事故時にもっと上手に影響を緩和ができたのではないか? ということだった。