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原発とエネルギ政策:脱原発の検討はNGであるとエネ庁課長が文書で圧力かけた…。今は、身を慎んでいるときでしょうに!

毎日によると、資源エネルギー庁原子力政策課長が、脱原発シナリオ検討がNGであるとのような文書を、政府原子力委員会に送っていたようです。

エネ庁課長:原子力委に脱原発検討しないように要請 毎日新聞 2012年08月03日 11時18分

 経済産業省資源エネルギー庁の吉野恭司原子力政策課長が政府の原子力委員会に対して「脱原発シナリオの分析を行うことは、慎重派を勇気づける材料にはなっても、原子力を維持する材料にはならない」などとする文書を渡し、脱原発の検討を控えるように要請していたことが3日分かった。枝野幸男経産相が同日の閣議後記者会見で明らかにした。枝野経産相は文書について「個人的に作成されたメモ」としながらも「政府が原発維持を画策していると受け止められてもやむを得ない」と指摘した。経産省は同課長を厳重注意処分とした。>> 記事掲載WEBサイトの頁へ


本省・本庁の課長と言えば事実上の国の責任者。役人は、国と国民に責任とともに大きな権限があるです。文書を「個人的…メモ」というように受けとれないでしょうに。
政府そのものがエネルギ政策を公開の場で聴取しているわけで、このお役人の文書は、いかにも、福島事故への反省がないというか、原因究明より原発に軸足が乗っているというか、いただけません。