図書館で、朝日、毎日、読売、日経、産経の17日付を見てきました。16日に行われた脱原発集会（16日、東京）に集まった17万人のエネルギーをどう報じたか興味があったからです。
あらかじめお断りしておきます。見落としがあって間違ったことを書いているかもしれませぬ。その際は、コメントで教えてくださいね。
- 「日経」トップは、国際協力銀行のイラン融資。脱原発集会の記事は載っていないみたいでした。
- 「産経」トップは、尖閣列島が明代に琉球に付属するものであることが中国皇帝への報告書に記述があったことを伝えています。脱原発集会の記事は載っていないみたいでした。
- 「朝日」は、プール監視について警察庁が通知を出したことがトップ。第33面に、2段横抜き写真で「脱原発に怒り 代々木」と題して報道。う～ん、「脱原発」に怒っているわけではなく、「再稼働」に怒っているんじゃないかと…。
- 「読売」のトップ記事は、志賀原発直下に活断層があるのではという保安院での問題を伝えています。集会の様子は縦位置2段抜きの白黒写真で「脱原発 最大規模集会」とタイトル。著名人では大江健三郎さんをピックアップしていた。
- 「毎日」トップ記事は、志賀原発直下の活断層の問題。同じ一面左肩で、三段抜きの横位置カラー写真付きで伝え、第26面にも関連記事を掲載していました。
ということで、もっとも大きく扱っていた「毎日」の紙面を掲載します。
16日、脱原発集会に参加したみなさん、当然にマスコミの報道が気になったでしょうね。これだけの人が集まったのだから、きっと…と思って。新聞、テレビなどマスコミが必ずしも思うような報道をしてくれないこと、ＴＡＫＡは自分の経験から知っています。しかし、いわゆる一般の人にとっては、マスコミの現実を知らされるものとなったかもしれません。
マスコミの伝え方を庶民がチェックし、庶民の側からマスコミを選別していく流れが出てくるのではないかとも思えるのです。マスコミの立ち位置を改めて問うキッカケであろうかと。
