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無断写真加工、ネット公開で大学と1か月。コミュニケーションの大切さ

大学学生課から「回答」が届きました

爺が撮影しネットにUPした写真でちょっとしたできごとがありました。11月初旬からこれに関係し、ある大学とやりとりがあり、5日回答が届きました。

写真を無断使用・加工しネットなどに使った、という事実関係について争いはありませんでした。

大学名を冠したグループが使っていましたので、爺は、大学に対応を求めるのが良かろうと思い、大学サイトのメッセージ機能を使い11月1日に連絡しました。数回のメール、電話でのやりとりがありました。

大学は、当事者にも尋ねたそうです。また、学生生活担当部署の会議を通じ、同様事例が無いよう注意喚起し指導していくことを11月中旬に確認したそうです。その後2週間ほどして、経過などをまとめた文書(A4、一葉)が5日届いた、という流れです。

無断使用・加工・ネット公開は…

爺は、写真無断使用に至る経過やその環境に関心を持っています。これが、外に出ない形の「個人利用」なら、爺は知らないことで問題にもならなかったんですけどね…。

「例年、OBやごひいきにして頂いている方の写真を使用」(大学回答)している経過があり、被写体がグループ構成員だったので「特に意識なく、安易に使用」(同前)したみたいです。爺の撮った写真をネットからコピペ・加工し、他者撮影の画像とあわせ、文字なども加え「チラシ」などにデザインしネット公開したのが爺に見つかった、のでありました。

爺はOBではありません。贔屓の筋でもありません。なので、写真の無断使用・加工の後にネット公開となった原因・理由の説明として「贔屓」はいささかチカラ足らずのようです。どういう条件であれば「贔屓」になれるのか機会があったらお尋ねしてみたいなどと余分なこともアタマに浮かびました。
贔屓してもらっているという意識があるなら、画像をコレコレで使わせてもらった、とあいさつするのは「筋」でもあろうかと思います。甘えっぱなし、片務的というのは後々の結果が透けて見えるくのではないでしょうか。

実は、今回のグループ以外にこの夏から3件類似のことがありました。1件はすぐ削除。あとの2件は、連絡したら、わかってもらえたみたいな返事だったが、改めて別画像を使用…というとっても残念な状態で、本日に至るもその状態を確認できるという…ことであります。ことほどさように、ある意味手間もかかり面倒なことなのだと…。
ほかにも、商用サイト、パクリサイトなどでの利用もあり、その都度爺は善処をお願いするということを繰り返しているわけです。権利は不断にそれを守ることぬきに、自然に守られ続けるということも少ないわけですから、ある意味仕方のないことかもしれません。しかし、今回の学生グループの属性というか専門の勉強のことなどを知ると、やはり放置できないな~ということで他の事例よりシッカリ対応せざるを得なかった、ということでもあります。

勉強を生かしてほしい

画像使用・加工・ネット公開した学生は、著作権、肖像権、使用権などについて勉強していて、専門も深く関係しているようです。将来専門性を生かして仕事をするということになるのであれば無関係では許されない世界に身を置くと思われます。しかし、現状は著作権・正当な使用権のない画像を加工しネット公開するという結果でした。大学回答には、関係する演習などで他者画像を当該学生が使ったことはなかった、とのことでしたので、不思議に思えます。
煎じ詰めて言えば、勉強した(はずな)のにもったいない結果になっている…。

勉強に深く関係する今回のようなときに、どういう条件を整えたらOKなのだろうかと考えてほしかったが、残念なことだった、と思います。

コミュニケーションを大切に

「広報物等の作成時は複数で行い、再発することのないよう点検する」(大学回答)ということで、グループが今後対応の旨が記されていました。爺は、ちょっと足りないかな、と思いました。二重チェックは一般にミスを避けるため有効な手段ですが、正当な判断が働くかどうかがポイントなので、あえて言えば、チェックする人数、つまり「量」ではなく、「質」の問題なのだろうと考えます。

今回の対応だと、創意工夫が「中和」されたり、求められるスピードに「追いつけない」現実があると推測します。結果、グループのテンションは下がり、本来の活動や学業そのものにも前進的な道筋を見出しにくいのかと想像します。これでは、教育的観点からもいかがなものかと爺は思います。

越えたらNGという一線(著作権等の侵害)を自身で判断できる冷静さとスピード、そして経験が求められるのではないでしょうか。クリエイティブな作業は、単独で行うことも多く、複数のチェックが担保されにくいかもしれません。正当な使用権を得ておけば問題なかったことなのに、そのひと手間、必要なコミュニケーションをなぜとらなかったのか、ネットの存在をどう認識していたのか…などだれでもが陥りそうな「オトシアナ」的なことが浮かんできます。

11月上旬の段階で大学担当者から、当事者の学生から反省の手紙を…との旨打診がありました。爺は、即お断りしました。学生のうちに起こした失敗が傷ではなく、糧になるような結果を導くのが良いのだろうということです。
そして、それは教育自治の観点から、爺のような外部のやかましい存在があれこれいいつのるのでなく、学内でしかるべき講義・演習の成果として得られるよう、指導教官の力量も試されているのだと…。断片的な今回のできごとから全体をみるのは短絡的ではありますが、爺は、著作権などの教育成果は十分ではない結果にもつながっているのかもしれない、との印象を現在抱いているのです。

パクリ記事としてネット公開されたら請求を送る

一昨日、友人がこういう方法もあるのではと、参考になるブログ記事を教えてくれました。
www.photo-yatra.tokyo
これも悪質な利用に対してはありうる対策だな、と思います。
ただし、人物が被写体だと、「肖像権」はどうなっている? という別の問題が起こり、それを解決してない画像が勝手に使われたからということで「使用料」請求という流れは、若干複雑になるかと想像します。著作権侵害を補償していただくという請求を届けるという方向でしょうね…おそらく。
爺も、今後悪質と判断した場合は、これを参考にしてみようと思います。

その上で、今回の大学のグループが使用した画像については、大学またはグループに対する「補償」を求める意思は保持し、つまり放棄せず、経過を見たいと思うのでありました。夏からあった似たような無断使用・ネット公開のなかには、結果的に真摯な反省も聴けず、リンク削除したからOKでは、という応対の商用サイトもありました。サーバにまだ残っているのを確認した後、改めて連絡するという手間もかかれば、代行業者まかせとして知らんぷりを決め込まれるという狡猾さにイライラもしたりした爺でありました。

爺が心配なこと、もうひとつあるんです。爺は主に「著作権」に関係する立場です。被写体となった人の「肖像権」はどうなのか、という心配です。
よそさまのサイトに「ご自由におもちかえりください」という説明があるのを見ると、大丈夫なのだろうかと見入ってしまいます。多くは「関係者」「ご本人」と但し書きがついていますが、そうでないのも見かけます。被写体の「肖像権」にも関心をはらうのであれば、無条件で「ご自由に」という表現は一度立ち止まって考えてみるのがより良い方向かと思いました。