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共産・志位委員長:党活動に(いろいろな結びつきを保障する)「余裕」も必要

ネット徘徊してまして、以前から気になっていた共産党・志位委員長の「余裕」発言です。

総選挙では、議席倍増を果たせなかった、と反省した後、次のようなことを言っているのだろうと…。

…(略)…党の自力の問題にあることを、選挙戦の全体を通じて痛感してきました。党の力の根源は、何よりも、さまざまな困難に直面しその解決を求める各層の広範な国民に溶け込み結びつく力にこそあります。…(略)…結びつきという問題を、さらに広い視野で豊かに見ていく必要があると思います。たとえば一人ひとりの党員のみなさんは、趣味の活動、いろいろな要求実現の活動、各種サークル、市民運動、自治会、町内会の活動など、いろいろな結びつきを現にもっています。それらにすべて光をあて、生かした党活動を豊かに発展させたい。そのためには、党活動にそれを保障する「余裕」も必要となってくるでしょう。また、そのためには、一人ひとりの党員の新しい踏み切り――成長が必要となってくるでしょう。それらを保障する党の活動のあり方の改善が必要になると思います。
…(略)… 「広範な国民に溶け込み結びつく力」を豊かに総合的に発展させ、そのなかで日本共産党への信頼と支持を広げていく >> 記事掲載WEBサイトの頁へ

で、爺がもっとも注目したのが「余裕」も必要だという部分です。同委員長のあいさつを爺が妄想的に解釈すると、“党員は、世間といろんな結びつきをもっている。そのなかに影響力を広めるため、現実の生活と結びついたところで「余裕」をもってとりくむよう活動を保障したい。”などと思えるのです。

信頼は、片務的でなく、双務的と考えるのがフツーかな


相手に信頼してもらえないことには、地域も趣味もなかなかうまくいかないのだろうと想像します。これは、共産党的であろうがなかろうが、ほぼおなじようなことだろうと。
「余裕」をもって、という発言は、まず、信頼を得るに足る時間を担保するということにほかならないのだろうと思えます。そして、影響を与えようと思えば、影響も受ける、と。信頼は片務的でなく、双務的なものという点が大事だろうと思うのです。時間もかけ間口も広くして、志位委員長の「余裕」発言が実現されることになるか…さて。

ネット選挙解禁に「信頼」醸成は間に合うか…


「ネット世界」を認識できるか。若者がネット経由でコミュニケーションしている。つながりをもとめる人間の本質に変化は無いが、爺や婆が住んでいるリアル世界でなく、デジタル機器が仲介している。むしろ、そういった道具やシステムがつながりや信頼を作り出してくれている。
ネット選挙解禁が見通せる現在、そのネット世界に、単純にビラ配り、新聞折りこみ、街頭演説するようなやり方で通用するかどうか…。信頼を得るという時間がかかりそうな経路よりほかに有効な方法は無いのか…さて。