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ハードディスクのデータ復旧

本日は、お預かりしたPC内蔵のHDD(ハードディスク)のデータを読み出しました。

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2週間ほど前に預かって帰って、一度試したけど、ドライブ認識しなかったHDDのデータを本日何とか読み出すことができました。

間にUSBをつかってSATAのHDDとPCを接続(ちょっと道具が必要)し、5分くらい放置したら、PCがなんとかHDDのドライブレター(CとかDとかいうアレ)を表示してくれました。こういうことがあるんです、たまに。一度NGだったHDDが、何日かあとになって試すとPCが認識してくれる…ということが。

ところが、ファイルやフォルダを普通であれば表示してくれるんですが、NGです。これは予想の範囲…。読み出しを助けてくれるソフトを使って、壊れたファイル(≒実際にはこわれてない…みたい…)を読みだしてくれました。

5GBほどの「大切」と思しきファイルを救出することができたのかと…ええ、おそらく、まあなんとか、だいたい、…。

爺の30年以上前のHDDに関係する古い知識から推測(≒ほとんど「あてずっぽ」)するです。HDDの読み方にはふたつあって、ひとつは作成されたINDEXに基づいてその番地を読みに行くとデータがあるという方式、もうひとつが、特定の番地を直接読み込むという方式…。HDDのランプがついていたり、中でなにか回転音のような音がするみたい、なのにデータ読み出しができない、というのは、最初の方式でのアクセスに必要なINDEXの場所が壊れているのかもしれぬわけです。復旧ソフトは、ひとつめの方式の壊れていない部分をふたつめの方法を使いながら補修し、仮想INDEXをつくることで、結果的に読み出しを助けているのではないかと爺は想像しています。難しいことは爺にはわかりませぬが、とりあえず壊れたと思っても、あきらめないでね~ということかと。

教訓:ドライブ認識しなくてもすぐにはアキラメナイ

  • ファイルなどのデータは、普段から外付けHDDなどに保存するクセをつける。PCが壊れてもデータは無事なのだぁ! ココ大切です。
  • PCが起動しなくなっても、データ・ファイルが壊れたとは限らない。逆に、すべて問題なくある、とも言いきれない。


パソコンは買い替えれば稼働します。一方、家族写真とかエクセルファイルなどは使っている本人がその気になって別建てで(≒外付けHDDなどへ)保存してないと、PC本体が動かなくなった時に普通であればお手上げになってしまう可能性が大です。
今回のように、結果的にドライブレターが表示されたというのはラッキーな部類です。これが表示されなくなっても復旧せねばならないという…そういうことも世間にはあるのかと(≒費用莫大)。時間ロスや費用などイロイロなことを考えると、データは外付けHDDにでも常に保存する、というクセをつけることは、ネット経由でPCが乗っ取られるなどの場合を考えても、ある程度(ええ、あくまでも「ある程度」)有効な「習慣」であろうかと思います。