到来物です。1月に瓶詰された清酒「天の戸 美稲」(美稲=うましね)の初しぼり原酒。
アルコール17度、精米55%、「半径五キロの米で醸す純米蔵」とありました。
秋田県横手市の酒造会社の清酒です。
香りさわやか、冷蔵庫にいれたあとはまるで水のような飲み口
これまでに呑んだことのある清酒の中で3本の指に入るのかと思います。
香りはあります。しかし、何かを邪魔したり主張が強すぎる、という感じはありません。濃艶の反対側にあるようなお酒でしょうか。喉を越すときも喧嘩してきませんし、左右に広がったり、上に巻き上げる、という感じもありません。
ちょっと、軽い気持ちでいただいてきた清酒ですが、結構なお酒をいただいたのだと、感謝・恐縮です。
冷蔵庫から出して室温で徐々に温度が上がっても、崩れの少ないお酒でもあるようです。