早朝、吉井川の東をドライブしました。
はじめころ、水平線に近く薄ぼんやりとしていた月が、高くなるにつれハッキリ見えてきました。
吉井川の東岸には「神崎梅園」があり、日中には訪れる人も多いことでしょう。
暁月を 左転させげに 梅匂う(あかつきを さてんさせげに うめにおう)
暁月を 引き戻すかと 匂う梅(あかつきを ひきもどすかと におううめ)
明け前の東の空に浮かぶ下弦(=欠けていく)の月です。向かって左が上がっています。その月がバランスを欠いていて、反時計回りに転がりそうに見えました。これを何とか入れてみたいと妄想したのが上の句です。しかし、奥さま曰く「聞いてわからない“左転”」とのことで、あきらめたです。
転がる代わりに引き戻すことをウメに仮託しました。しかし、まだ暗がりで花は見えない。ならば、ということで「ニオイ」に助けてもらうことにしました…あ~説明が長い…シクシク。