InDesign CS6:スマホ、タブレットなどに対応するレイアウト

InDesign CS6の新しいリキッドレイアウトと代替レイアウト機能の使い方

頁物編集ソフト「InDesign」ですが、さまざまな用途に使えるようつくられているとAdobeの動画を見て思いました。
印刷物用に作成したページを、iPadなどタブレット用に流用しようとしたら、レイアウト、コンテンツの再作成などを考え、対応数に応じて作業工程はうなぎのぼり…いや、InDesignCS6ではそれを合理的に処理するツールがあるんですね。
InDesignCS6が、EPUB3.0を通じて電子書籍に対応しているのを知り、はたまたHTML5、CSS3が使われる時代になりつつある、ということも知るにつけ、ひとつのソースから紙、PDF、Web、携帯端末など媒体をこえて使われるという可能性に気づかされているのでもあります。
なにやら専用ソフトを使ってガシガシとつくる「技術」を誇る時代から、コンテンツそのものの「質」など、本質的なものが問われる時代に突入しているんだと。当然にして、ネットであれば「スピード」も同様に求められるという…。