pagetaka

写真、PC、ネット、岡山、旅の話題をお届けします

PDF:オブジェクト移動

先日、PDFに関係するおもしろい経験がありました。InDesignのチカラを借りました。

受け取ったPDFはAcrobat5.x(1.4)

版下作成は遠隔地の本職。PDFで到着しました。最近はアウトライン化してなくても、一定水準以上の作り方だと、文字化け、レイアウト崩れが起きません。もちろん今回もAcrobatXで閲覧したらばっちりです。
ところが、印刷を前提としてあるため、折りにあわせ編集・版下作成してあります。その結果、ネット上で閲覧するには少し困ったことに。
f:id:PageTAKA:20140406090141g:plain
↑図の上部分のように、第4面になるところが天地逆に作ってありました。
これを、図の下の部分のように変更しようと考えました。

Illustratorではフォントが正確には反映されませんでした

Acrobat閲覧で問題なかったのは、そのPDFにフォントデータを内包していたということになるかと思います。Illustrator(CS6)で開いたら、代替フォント使用がバラバラと出現し、レイアウト崩れ寸前の状態でした。
PDFにセキュリティがかかってなかったので調整作業はできると思いIllustratorで作業を始めたものの、見事にドツボにはまってしまいました。調整以前の表示でNGでした。

InDesign(CS6)では正確に表示

そこで思いついたのが、InDesignに受け取ったPDFを「配置」し表示する方法です。
正確に表示されました。

InDesignでPDFを複製し回転、位置移動

さて次は、第4面を天地逆にする方法です。
まず、配置したPDFを複製します。この時点では同じPDFが重なり合う状態です。
次に、上側になったPDFのみ選択しなおし、回転させ、第4面が天にくるようします。
あとは、これを下へ移動し、上の図のような位置に置いたらOKです。
地の側になった第1面はプリント範囲外になるため、InDesignで改めてPDFを作成した時には見えません。

以上、PDFを横着な複製天地逆転で配置しなおすやり方でありました。