「マメシバ一郎 フーテンの芝二郎」を昨日観ました。
ニートでなかなか特徴あるキャラクタの主人公・二郎と、飼い犬・一郎のドラマです。佳作です。
犬とニートの日本放浪+自分探し、というステレオタイプなストーリーではありません。ニートの日常と近所・周囲の人の物語です。このストーリーから犬を抜いたら、暗さが前面に出る重たさを感じるだろうな~と思いました。不思議なミックス状態の映画です。
郵便配達員の動作、本職が見たら、「そりゃないよぉ~」というのが最低2ヵ所はあったです。そういうことをきれいに検証して作ったら、一方で面白さもなくなるか、この映画…などと、ニヤニヤしながら、そして少しホロリとさせられて、それでいて、ランチの食欲が減退しないニートの物語であった、ということでした。佳作です。