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北陸電力:「説得力のある資料などを探」したいと(≒今は説得できる材料が無い)。志賀原発活断層は…さて

志賀原発石川県羽咋郡志賀町赤住1)直下の亀裂が活断層ではないかと検討する17日の経産省保安院の専門委員会意見聴取で北陸電力は苦しい状態に…。志賀原発が安全だとする北陸電力が専門家を納得させるだけの資料がなかったみたいで、読売記事によると北陸電力は「説得力のある資料などを探し」たいとのことです。


志賀原発下に活断層?「よく審査通ったと思う」
北陸電力志賀原発(石川県志賀町)直下の亀裂が活断層である可能性が高まった問題で、17日に経済産業省原子力安全・保安院が開いた専門家の意見聴取会では、北陸電の「原発の安全性を脅かすものではない」との説明に対し、専門家から「いいように解釈しすぎ」などと異論が相次いだ。

 北陸電は、志賀原発の敷地地下に8本の亀裂(シーム)があり、1、2号機建屋の直下に2本の亀裂があるとしている。聴取会では、このうち1号機南西角の亀裂について、地層のずれは「波の浸食作用により形成された」と説明した。ところが、専門家からは異論が噴出。東北大大学院理学研究科の今泉俊文教授は「典型的な活断層だ。よく(建設許可の)審査が通ったと思う。北陸電の説明は全く理解できない」と憤った。北陸電の「専門家の判断だ」との説明にも、今泉教授は「そんな判断の仕方は初めて。いろんな人の目を通すべきだ」と一蹴した。(2012年7月18日11時38分 読売新聞)>> 記事掲載WEBサイトの頁へ


今更ながらに、現実を浮き彫りにした意見聴取の場面だったのではと思います。原子力村大字安全神話での常識が通らないという。電子力村ではOKのことが、住所が違う人が見ると説得力を持っていない…。困ったチャンです。
[追記]大飯原発も活断層の疑いがあるの?
しんぶん赤旗」によると「大飯原発・敷地内 活断層の疑い 再調査要求が続出 保安院聴取会 専門家 「関電説明 信用できぬ」」とのこと。さて、こちらは現在稼働中の原発敷地ということだけど…。