とあるチームのとき急に立ち上がる
写真のような感じであります。爺は植栽の前に立ち、演舞を撮っていたのですが、それまで持参の小さな椅子に座っておいでだったお二人が急に立ち上がり、スマホで撮影をはじめから最後まで…。爺は、面喰いました。撮れないのです。
右に移動すれば、右隣のカメラマンにご迷惑がかかる。左には一般の観客がおられる。しかたなく、少し前にでて窮屈な状態で撮りました。カメラを左一杯に振れなかったのはいうまでもありません。爺が出た分、おそらく、右隣のカメラマンにもご迷惑かけたかな…すみません。全体がなんとなく収まっていたポジションがどこかで崩れると、余波も…ということですね。
おばさま撮影終了を待って声かけました
- 急に立ち上がらないでください
- ウシロの迷惑になってないか、確認してください
大好きなチーム登場とあって、常識とかマナーとか、一瞬、ええキット一瞬お忘れになられたんだろうなと思います。忘れたのは一瞬だけど、思い出すことはなかった…いわゆる「完了形」。
爺的撮影マナー
爺にカメラを教えてくれた人は、マナーについて以下のように説明してくれました。
- 先着者優先
- 割り込みで前に入ったら、ウシロからケリをいれられても文句は言語道断(=当時基準……)
- どうしても割り込むときは、先着者に断り、短時間ですます
というようなものでした。写真を撮ることが仕事であるなど、立場上優先される位置にあるとか、関係者であるとか、イロイロ理由はあるでしょうが、まず「先着」することが一番なのです。
「後続」となった場合は、先着者の立ち位置や周囲への影響を考え、自身の撮影位置などを注意深く選ぶのが、気持ちよい関係を築くことになるでしょうね。
先日、「海道よさこい」(今治)では、オフィシャルと思われるカメラマン、商店街のパレード会場ですが、ちょっとどうかな~という挙動でした。地方車そばでついて歩くのですが、無駄な位置取りが爺の撮影の結構な邪魔になりました。オフィシャルであっても、他のカメラマンへの適切な配慮があってこそ、それこそ「オフィシャル」の実力と名声に値するものだろうと爺は考えます。
いずれの場合も、爺は現場に先着していたと思っています…ええ。
イマドキ、ウシロからケリを入れることもないでしょうが、撮影するときはウシロ(できれば左右も)を確認してから、という段取りにしたいものです。
YOSAKOI高松の会場では、植栽を背にし、ウシロを気にすることなく撮れましたので、気をつける範囲がおもに左右となり、助かりました~。
爺、誰かにケリを入れられないよう、いつもビクビクしながら撮ってるです。そうそう、写した結果をこのブログにUPしたのをご本人や関係の方が見られて、「ワタシはもうっと気高く美しい」「オレサマの瞳は鉄をも射貫くほどのチカラがあるのに、死んだサバのようになっているじゃないか」「ヘタクソ爺に撮られたくもない、ケッ」「お礼(+参り)がしたいのだが、どうしたもんじゃろのー」などの声が聞こえてくる気がするのであります。どうぞ、ご寛容のほど…。