前説
なかなか納得のいかないできにストレスがたまりつつあるです。
前回まではこんな感じでした。
pagetaka.hatenablog.com
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琉球泡盛「与那国」、続・黒背景撮りなおし
で、今回できあがったのは、合成写真、PCの作業結果ということでありました[写真上]。
ライトの配置
瓶のうしろには安物の黒フェルト。少し光が抜けてくるので黒が締まらないことに。仕方ないので黒ケント紙も挟む。貧乏で十分な面積に当てることができないため、その背後にある逆光となるボックスライトの光が漏れていたりするが、まあPC処理でなんとかしようとあきらめる。
重要だったのは、瓶の底面下にもある程度光が必要だったことでした。瓶底面のラインライト(エッジライト)をどう作るか一つの方法だけではないと思うのですが、サイドのラインライトを含め、瓶より大きい光があった方が良さそうでありました。
瓶キャップのトップが少し光っていると思います。スポット的にトップ光を使いました。「蔵出し秘蔵」の「秘」がある程度浮き立ちました。一方、余分に見えてしまうものもあり、使うのは主に金文字の部分ということに。
合成の要素
元になる画像では、「与那国」金文字が暗くなり、底面のラインライトができませんでした[写真下]。で、その要素を別撮りし必要部分だけを合成したのが今回の結果物、ということになりました。
これに「与那国」金文字が見えるよう撮った画像の部分、底面のラインライトができるよう撮った部分をなじませ、ひとまずのできあがりでありました。
でも、なにかクルシイ…。ラインライトの出現具合が、3枚とも異なるんですよね。露光量が一定なのに光の回し方によって光の入り方に差が出る、ということでありました。そりゃそうだわな~金文字が見えにくいところに光を回せば、当然ほかにも影響出るわな~シクシク。
白背景で撮るのはなんとなくできていけるような気がする(≒思い込み)のですが、黒背景で黒い瓶などを撮るというのはなかなかに面倒であると思っておるです。
とりわけ、底面のラインライト(エッジライト)を一発で実現しようと思ったら、黒い敷物の上に置いていてはその光ができない。だけど、黒背景の写真を撮ろうとしているわけで「黒」が必要、という爺のレベル的には二律背反にしか思えない「課題」が見えてくるのでありました。
いつか、合成じゃなく、課題をすべて解決したのを一発撮りたいと願う爺でした。妄言、夢想、かなわぬ夢、たわごと、戯れ言、望外なのぞみ…。