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台湾:「岡山」は中国地方で4番目の位置?

3日から7日まで、台湾に行ってきました。台湾・桃園空港の書店で旅行本を見てちょっとショックを受けました。また、岡山空港からバスが一緒になった台湾のカップルの話、同様にショックを受けました。
今回旅行の多くは「旅のブログ」に掲載予定ですが、いくつかをこのブログでも紹介したいと思います。

書店で見た本の背表紙が結構ショックだった

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桃園空港内の書店にならぶ旅行本の背表紙
中国地方をとりあげた同一本が3冊並んでいます。県名が書いてあって、広島、鳥取、島根、岡山、山口という並び順でした。中まで見てませんが、背表紙にある県名の並び、岡山県人としてはチョット気になります。もっとも、父親のふるさとが鳥取県、自分の就職先が広島県、奥さんの里が山口県、という関係もあり複雑な気持ちでありました。

広島は、世界的にも有名な地名ですから、これはこうかな、と思います。すると「次は?」という気持ちがムクムクと湧いてきます。鳥取県の海外プロモーションが上手なんでしょうか、それとも価値ある観光地が多いということでしょうか…。

岡山、出雲大社、松江、皆生温泉、大山、鳥取砂丘倉敷美観地区、岡山

中見出しの地名は、昨日空港からバスが一緒だった台湾からのカップルに教えてもらった日程です。4泊5日の予定で移動するそうです。出雲では、和服のレンタル、出雲大社、割り子そばを楽しむそうです。鳥取では、砂場とスタバを楽しむそうです。平井鳥取県知事の「スタバは無いが砂場がある」(現在はスタバもある)旨の発言は台湾でも有名らしいです。

割り子そばを調べていたのには驚きました。松江では大根島を見ながら夕日を見るのも予定に入っているそうです。カップルにとって岡山は、台湾からの飛行機が発着する、倉敷を楽しむ、離日前に買物を楽しむ、という対象のようでした。

爺、なにか岡山のおすすめをと思い、ラーメンをお勧めしました。路面電車も体験してみるようお勧めしました。ラーメンは台湾でもひらがなで店のPRにつかわれていたりし、割りとポピュラーですし、本格的な日本料理のことを思えば安価です。路面電車はバスに比べ経路が簡明ですので旅行者も利用しやすい乗り物です。

倉敷市が岡山での明確な訪問先になっているのにくらべ、岡山市はどうなのか…。

台湾でバス移動する際、スマホ用アプリを使うとどの路線を使うのか、いつバスがくるのか、いつ目的のバス停に着くのか、などなど現地が初めての人間にも旅行しやすいシステムが整っています。それに比べ、街中のアルファベット表記をはじめ、ネット接続環境、便利なアプリなど、旅行者が必要な「情報」「環境」がまだ足りてないような気がする爺であります。

「訪日」ばかりに気をとられる必要もないのでしょうが、誰にでも優しい環境をソフト、ハードともに整えるのは、日本人にとっても大切な課題に思えます。

カップルは、これまでに大阪、京都に行ったことがあるそうです。その次に岡山空港を経由してくれたことにまずは感謝です…。