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日通、何でも届ける。爺には違和感がある。

2016年3月24日、「カンブリア宮殿」(テレビ東京)で「日本通運 社長 渡邉 健二(わたなべ けんじ)氏」が登場したとのことでした。
www.tv-tokyo.co.jp
タイトルは〝日本経済を運んで140年! 何でも届ける力を生む「段取り八分」精神〟というものでした。

爺には「何でも届ける」というのに違和感があります。

日通はかつて「ペリカン便」という宅配サービスをやっていた…。

宅配サービスをご利用のお客様へ(お知らせ)

平素は日本通運のサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

お客様にご利用いただいております、宅配サービス「ペリカン便」につきましては、2009年4月より、弊社と郵便事業株式会社とで設立したJPエクスプレス株式会社を利用してまいりましたが、2010年7月1日をもちまして、JPエクスプレス株式会社の宅配便事業が郵便事業株式会社のゆうパック事業に引き継がれました。
したがいまして、今後、弊社の宅配サービスは、郵便事業株式会社の「ゆうパック」を利用した宅配サービスとなりますので、ご案内いたします。

1977年以来の長年に亘り、「ペリカン便」をご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。

「日通」にすれば、郵便事業会社との合弁、そしてJPエクスプレス、最後は「ゆうパック」へと姿形を変え、「事業継承」された、ということだと思います。爺はすでに郵便局員ではありませんでしたが、「ゆうパック」が「ペリカン」を救済・吸収したように見えました。仕事の仕組みがずいぶんと異なる企業が、物流拠点の統合、ゆうパックでの配達、という大きな変化をかなり大急ぎでやった、というのがどこからか聞こえてきたような記憶があります。あの「統合」は何だったのかと…。

外野から眺めていただけの爺ですが、なにか記憶に残っている、ということでした。

そして、「何でも」という歴史の中に「ペリカン便」そしてその「清算」はどのようなものだったのかと、このページ先頭のテレビ東京のリンク先の記事を見て、イロイロと思ったのでありました。

段取り八分でやっても「撤退」ということはあるのかと…。そして、その余波はどのような負担で吸収されていったのか…と。「段取り八分」でしっかり清算に至る準備をした…ということなんでしょうかね…。