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12.05.03:起こるべくして起こった高速ツアーバス重大事故(両備グループ代表:CEO 小嶋光信)

ネット徘徊してまして、両備グループ代表:CEOの小嶋光信さんが次のようなことを両備グループサイトにUPしてましたのでご紹介。

かねてからツアーバスの危険性は指摘されてきたことだ。通常高速バスという乗合バスと、規制緩和から路線類似的な運行を続けてきた高速ツアーバスが、同じ業態にも拘わらず異なる法律で運用されてきた。アンフェアな競争として拙著の「日本一のローカル線をつくるーたま駅長に学ぶ公共交通再生―」P133で、「ツアーバスという不要不急ともいえる業態の保護のために・・・・・内股膏薬の如くに運用される二つの法律が、費用対効果という言葉で、安い事業形態が善という錯覚を生んで、ツアーバスの重大事故体質をつくりあげてしまった・・・」と指摘している。私が主張し始めたのは5年前からだから、何故これほど大事故を呼ぶ業態のツアーバスを擁護し、新たな改正でもツアーバスの保護やツアーバス的体質を残す法律に改定していこうというのか、理由が分からない。いわば競争が効率を生むことは事実だが、命と引き換えにする競争促進は如何なものかと思う。(略)
引用元:起こるべくして起こった高速ツアーバス重大事故 | 両備グループ

爺は、公共交通機関が都合に合致するならできるだけ使いたい、と思っているひとりです。小嶋さんの「命と引き換えにする競争促進は如何なものか」は正鵠を得ているのだろうと思えます。