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優しい妻:おいしいあなたのリョーリをつくる

朝の散歩から帰ると、奥さんが「おいしいあなたのリョーリをつくる」との仰せでした。

爺は、すぐさま、床にひれ伏し、許しを乞うたのでしたが…(妙な沈黙の時間が…)

皆さん方にはどのような光景が浮かんだでしょうか…。

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爺のなかのストーリー

奥さん:おいしいあなたのリョーリをつくるわ
爺:…(爺が奥さんにリョーリされるのをイメージし、ドギマギした様子。爺の肉は、生産後60年以上経過したもので美味しくないし、腹黒いし、背骨と言わず根性も曲がっていて良い出汁はとれそうもないし、皮も何かに再生利用できるような良質なもんじゃない、せめて皮肉を言うときくらいしか使い道は無い……)
奥さん:(振り向いた手には、包丁。朝日に当たってキラリと反射光)どうしたの?
爺:ひぇ~、お、お許しを…(と床にひれ伏し、まだイノチ永らえたいという「懇願」のようす)
奥さん:朝食作ってもらうのがそんなにビックリすること?なにか、外で悪いことでもしているの?
爺:(ワレにかえる)い・いえ…(そ・そうだよな、「おいしい爺」とつながるから問題が起こるんだ。爺は美味くない…)