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がんぎ・ねぶり

昨夕、近くで地域の行事が行われました。お稲荷さんのお祀りです。お祓いなどはお寺さんがするそうです。昔の神仏混交のなごりなんでしょうね。
爺が行ったときには、すでに宴会の用意ができたあとでした…。

がんぎ・ねぶり

縁台をテーブルにして、折りたたみ椅子で周りを囲み酒を酌み交わす、というようなことでした。爺は、町内会役員として参加したです。
そこで出たのが「雁木ねぶり」ということばです。

  • 雁木(がんぎ):豪雪地帯のひさしを伸ばしてアーケードにしたのとは異なる。用水路の水面に降りる階段とか荷役用の船の舫(もやい)に使ったりする、踏段やでっぱり石(木製のことも)。
  • ねぶり:「舐る」は「ねぶる」と読む。岡山では、「舐める」(なめる)を「ねぶる」という。

夏の子どもの遊び「雁木ねぶり」

夏と言えば水遊び。水泳のできない子が練習するのが「雁木舐り」だそうです。雁木は、道路面から下にある用水面あたり(またはその下も)まで、何段か出っ張っています。なので、これにつかまり、バタ足の練習をしたそうです。

「ねぶる」というのがバタ足の練習になんでひっついたのかよくわかりません。雁木を舐るくらい顔・口が近づくようバタ足が上手にできるのがポイント、ということかも知れませぬ(妄想)。

西大寺軽便鉄道の鉄橋から砂川へ飛び込み

夏の男の子の通過儀礼のひとつが、西大寺軽便鉄道の鉄橋から砂川へ、落ちるというか飛び込むというか、そういう遊びだったそうです。
郡上八幡の夏の風物詩としてテレビで紹介されることが多いアレと同じようなことが、西大寺でもあったのだということですね。

プールが無かった時代、学校から砂川、吉井川へと水泳に行っていた、とのことでもありました。