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地域猫:町内での実施、今期は見送り

17日、「地域猫」活動のキーパーソンとなる方が協力できないとのことで、今期、町内会での実施が困難になりました。残念です。

それで、とりあえずのご報告を口頭で町内の顔役の方におよそ17日のうちにすませ、本日はペーパーにして、班長さん宅などにお届けしました。

事業中止のペーパーは次のような内容にしました。なお、掲載分は原文からかなり省略しています。

町内会の活動につき平素から格別のご協力ならびにご理解を賜り誠に有難うございます。「地域猫」活動につき、今期実現の見通しが得られそうにないことになりました。

6月中旬に岡山市からの資料送付を受け、関係先に資料回覧などさせていただきました。糞尿など、いわゆる猫被害については対象地域特定のため訪問聴き取り(任意)をおこないました。

地域猫」活動は、対象となる猫の管理が一番のため、現にエサやりしている方(以下Aさん)のご協力なくしては、実現困難です。Aさんとも相談し、大略次のように確認してきました。
①エサやりしている猫(3匹)の管理はこれまでと同様Aさんがおこなう、②新たに猫トイレを設置しAさん宅周辺に備える、③3匹の去勢避妊手術は市「地域猫」活動の補助金と町内会からの支出で賄う、④3匹については、一代限り命を全うさせる間、町内会ならびに周囲は見守る。

17日、Aさん宅を訪問し、町内会の進行状況をお知らせしました。その際、「金のかかることなので、いつまでできるかわからないので、責任がもてないかも」との旨のお話しがAさんからありました。これについては、①責任を持てないことを前提に、市補助金や周囲のご理解を得ることはできない、②エサ代を町内会費から支出はできない、などをお答えしました。これまでエサやりしてきておられるわけで引き続きできるのではないか、と翻意を促しましたが、意思は変わらず、「地域猫」実施の要となるAさんのご協力が得られなくなり、今期実施が困難になりました。

なお、Aさん宅でエサやりしている猫については、ご本人と次のような確認をさせていただきました。①Aさんの飼い猫ではない、②Aさん宅に来るので一時的にエサをやっているだけ、③他人が当該猫をどうしようとAさんは(飼い猫でないので)関係ない。

この件に関し、ご質問・ご意見等ございましたら、お知らせください。

岡山市における「地域猫」活動は、市ホームページでご確認ください。
http://www.city.okayama.jp/hofuku/eisei/eisei_t00005.html

今期は、見送りとなりましたが、キーパーソンがはっきりし周辺のみなさまの合意形成ができれば、施策実施可能と考えています。「地域猫」活動にご協力いただける方がおられましたら、お知らせいただきたく存じます。

なかなか地域の合意を形成するというのはたいへんなことです。しかしながら、この機会に少しですがお話しできる方が増えました。心の財産かな、と思います。