14日、岸和田だんじり祭を見物に行ってきました。たくさんの人出でした。
大阪府下泉南の大きなお祭りです。だんじりもなかなか見事な彫です。引手も何百人という単位、その上、後ろについて歩く人も結構な数です。
14日午前中は、岸和田城を回り岸城神社へ、南海本線岸和田駅の北を潜り天満宮へ、と「宮入り」が続きます。
岸和田城をバックにした写真をよく目にしますが、青空とマッチしてなかなか良い眺めでした。
先がつかえ曳行が止まっているときにお尋ねしたら、キッチリ、縦が通っている、つまり、上の人の言うことが下まで伝わってお祭りも維持できている、というようなことでした。同じ町内でも誰が誰やら、何が何やらわからないところでは、町内ごとにこうも同じ法被の人は集まらないだろうし、だんじりも維持できないだろうと思いました。
人出は、あっという間に膨れ上がります。先ほどまでスイスイ通れた道が人でいっぱいになり、ダンジリ優先ですから道の反対側にも渡れなくなったり…。細い路地を適当に歩いてなんとかイロイロ見ることができました。
ダンジリには舵がついていませんので、曲がり角が腕の見せ所とばかり、屋根に乗った人の団扇を合図が伝わるや、見事にタイミングが揃って90度曲がる、または、少し曲がって修正する、というような場面があるのでした。
細い路地を迂回してだんじりを見物するなら市街地図か、ネットの地図を用意した方が良さそうです。