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軍歴確認

海軍の潜水艦乗務員であった叔父の軍歴を調べてみようと思い立ちました。
ネット徘徊しましたら、海軍は厚生労働省社会援護局業務課海軍担当がその対応をしてくれるようです。

厚生労働省社会援護局業務課海軍担当

大きな省庁なもので電話を最初にかけたのは社会援護局の業務課(03-3595-2465)でしたが、まあ、ボールではなかった、というようなことでした。

海軍担当の電話番号は03-5253-1111(内線3484)ということで、省代表番号にいったん電話し内線へという流れのようです。

申請できるのは、3親等までだそうです。TAKAの世代から見て、血族で、かつ前の世代で対象が男性であれば、父、祖父、曽祖父、おじ、などということになりそうです。

担当の人は、TAKAの住所などを聞き、申請に必要な書類を郵送する、とのことでした。

都道府県社会保健担当部署

陸軍の場合は、都道府県の社会保健部署の援護関係が対応してくれます。
とある県に尋ねたら、申請できるのは「2親等」までということでした。父親の弟ですから、TAKAから見ると3親等で、現状では難しそうです。

別の県で尋ねたら、本人死亡ということなら「3親等以内の者」「3親等以内の者からの委任状持参者」「祭祀を行うもの」「軍人団体の関係者」などというところがありました。また、別の県では「6親等以内」というところもあるようです。

妻子のいなかった戦死者:3親等もだんだんいなくなる時代だが、対応が必要なのではないだろうか

TAKAはすでに還暦過ぎました。TAKAのように甥・姪の世代が一番若いのだろうと思います。TAKAより若い甥が57歳で、ここを起点に考えても、平均余命からあと20年程度すると、戦死前に妻子がいなかったら、誰も請求できる人間がいなくなりそうです。3親等でこういう状況です。

2親等の区切りは非現実的ではないか

2親等ということになると、軍人だった本人から見て血族で同じか若い世代となると、兄弟、子、孫までです。若くして戦死した場合、配偶者はもちろん子孫もいないということは十分考えられます。

事実、TAKAの家でも、妻帯しておらずフィリピンで戦死した叔父がいます。その、陸軍で戦死した父の弟の軍歴請求をできるのは、2親等の血族では父親が最後でした。その父親が93歳で亡くなったのですから、およそ、あとは知るべし、という状況です。

個人情報保護などから、県で2親等ということを決めた経緯があるのでしょうね。しかし、子がおらずに戦死した軍人は、すでに軍歴請求できる人間がいなくなっているという例が「2親等」であれば、多々あるのではないかと想像します。