さて、いよいよ延ばし、という場面であります。
中央から縁に向かい寸止め
ボウルから延ばし台に置いたときの状態です。
↓手のひらを使い延ばします。
ど真ん中と縁は押さえないみたいです。中央は「へそ出し」というみたいでこんもりと丘上に高くなります。縁は、破綻が出ないよう注意しながら。
打ち粉を少し使います
打ち粉の使い方もいろいろあるのかと。お手本の方は、中央に一閃、左右にチョロチョロ、というように、いずれも少な目の使い方でした。
棒で延ばします
中から外方向に向かい延ばします。しかし、延ばした先が縁を延ばしきる、というような状態では使わず、その手前でやめます。
向きを変えます
最初のうち、棒のころがし方向をイロイロに変える事で延ばしていたのですが、一定のところで、それではうまくチカラが伝わらない、というような状況に。そうなったら、延ばされる素材の方を回転させ、チカラがうまく伝わる方向に変えてやりながら、延ばす作業を手早く、力強く進行~
巻きつけ、手前に引いて延ばし、広げる
棒に巻き付け開始
前方に転がしながら巻き付け
手前にひきつけ、時に異なる方向へ広げ
などをくりかえします。
目標まで延びました
今回は、辺が70cmくらいの長さになりました。
打ち粉をしっかり振って、畳みます
手前から半身巻いたところで、棒を止め、残りの半身表面にしっかり打ち粉を振ります
↓巻いたのを逆回転させて前方にすすめ、二つ折り(打ち粉が間にしっかり)になるようにします。
↓表面に打ち粉をしっかりふって、四つ折りに(二つ折りと直行する方向)
↓打ち粉をふって、今度は八つ折りに
そして、包丁を入れる大きさになりました
いよいよ、切る作業
まず、向きをかえます
切る前の状態です
打ち粉を振って
包丁を入れます
同じ幅になるよう、気をつけながら
一食分で麺をまとめ、バットに
一食分切れたら、包丁ですくい、バットへ
きれいに並べます
湯がきます
湯がいて、出来上がり~。モチロン、器、出汁、箸など事前の準備を怠りなく~。
爺もご相伴にあずかりました。なお、出汁、湯がきなどは、今回の取材対象外でした。続報できるかどうか~さて。