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篠笛:管頭側の節をくりぬいて

貧乏性であります。で、結局、管頭側節は切り取らず、穴をあけました。
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結構な手間です。これは、節に関係ないように切って作業した方がはるかに楽ですね~。
歌口も付けました。これはまだ予定の大きさまで到達していません。

筒音はF#4みたいです~

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管頭側から左手の人差し指を適当なところまで突っ込んで、管頭側に向けて空気漏れが起こらないようして吹いたのが、上の周波数です。まあ、いい加減ではありますが…。

今回の笛の音が365Hz程度(≒F#4)ということのようです。A4音が440Hzで、それより1度半低いみたいです。全閉状態の音は最低音になるそうですが、これは「筒音」というのだそうです。
ところが、これはその笛の基準音にはならないそうです。

ということだそうですが、基準音となる音(一番右にある孔を空けたときの音)と筒音(≒全閉)とはなんか関係があるだろうと、Wikipediaを調べてみました。

○本調子 筒音 呂音 甲音 大甲
三本調子(G) E4 G4-F#5 G5-F#6 G6-D7
四本調子(G#=Ab) F4 Ab4-G5 Ab5-G6 Ab6-Eb7
五本調子(A) F#4 A4-G#5 A5-G#6 A6-E7
六本調子(A#=Bb) G4 Bb4-A5 Bb5-A6 Bb6-F7
七本調子(B) G#4 B4-A#5 B5-A#6 B6-F#7
八本調子(C) A4 C5-B5 C6-B6 C7-G7
九本調子(C#=Db) Bb4 Db5-C6 Db5-C6 Db7-Ab7
十本調子(D) B4 D5-C#6 D6-C#7 D7-A7


ということをめぼしにすると、F#4が現在作っている笛の筒音に近いです(実際にはわずかにそれより低い)。となると五本調子の笛を作ることができるかもしれない…という妄想が膨らむのであります。まあ、見果てぬ夢…になりそうな予感もしますが…。