メガネをしている人に向けてストロボ発光すると、メガネの中にストロボの反射や、ストロボ光を和らげたり反射するアンブレラ、リフレクターが激しく写りこむことがあります。さてどうしたものか、ちょっと考えておりました。
ストロボは、クリップオン、つまりカメラに装着して使いました。向きは真上で天井バウンスです。真上向いているストロボ発光面のカメラマン側後ろにはA4程度の銀レフを垂直に装着し、発光反射面を広げ、影響を確認しました。奥さんにメガネをかけてもらって、いろんな角度(顔、メガネ、目線)などにわけてやってみました。その結果、次のようにすると、比較的大丈夫なようです。
という前に、ネット検索の結果から
- 日本広報協会 >> ストロボを使って眼鏡をかけた人を撮影すると、ストロボ光が眼鏡のレンズに反射して写ってしまうことが多くあります。簡単に防ぐ方法はありませんか。
- デジタルフォト達人への道 >> Column 眼鏡への反射を減らす
- みんなで解決 >> 写真を取ったときの眼鏡の反射
モデルさんに、メガネをしっかり顔につけてもらい、顎を引き、目線はカメラ方向にしていただく…
奥さんを相手に試した結果、少し下向きというか、顎を引いた状態で撮ると、ストロボの光が写りこまないようです。ただし、メガネが「鼻眼鏡」のような感じになりますので、しっかりメガネを装着というか、顔方向に押し当てていただくこと。あわせて、目線がおよそカメラを向くよう誘導することでしょうか…。
でも、デジタル時代です。フィルム現像とは異なり、その場で確認できます。NGだったらすぐその場で撮り直しということで…。
ストロボ光を反射する、自作の「道具」。白い骨のウチワが役に立った
手でレフ版をもっていることができる状態でないもので、なんとかストロボに着けようと考えました。ストロボ、微妙にRがかかっていて、小さいレフ版ですがピタリと平面を合わすことができません。そこで、思いついたのがウチワです。特に、お祭りなどで配っている、白いのが良さそうです。
両面テープ、マジックテープ、輪ゴム、洗濯バサミなどなどを使い、なんとかブラブラしなようにできました。写真は、途中です。なお、ウチワの骨がストロボ光の面にあっても、結果は大して変わらないようでした…。
CowboyStudioフォトスタジオ24インチ三角折りたたみバランスリフレクター、ブラック/グレー/ホワイトとシルバー
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2018年2月4日:追記
メガネに映りこむ光の処理に関する説明がYOUTUBEにありました(英語)。
How to avoid glare in eyeglasses. Photographing people with glasses and minimizing reflections
動画終了後に表示される、次のコンテンツの推薦サムネイルの中にも、お好みのものがあるかも…。
英語が十分わからなくても光位置の説明が具体的にあるので、結構参考になるかと思います。