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28日、SNS研究会のネット選挙の講演会に行ってきました

28日、岡山市内で「選挙活動へのインターネット&Webの活用」講演会がありました。

ネットで仕事、ベースになるものが3つ

ネットで仕事をしている人のベースになる立ち位置が3種類あるそうです。情報処理系(プログラム、システム、工学)、デザイン(Web制作、他の媒体からの進出)、マーケティング系(商業的、広告、SEO、リサーチ、ブランディング、コンサル)という…。なお、カッコ内は該当するかな、と爺が思う内容で、講演で具体的に話されたことではありません。

なるほど、と思いました。3つ全部をできる人はなかなかいないそうです。ここが印象的でした、はい。

地元の信頼できるところ

実際に、ホームページをつくるときにどこに頼めばよいか、との質問があり、地元の信頼できるところへ、とも。

メールとプッシュ型情報

メールのとりあつかいについては、選挙関連でメール送信させてもらうことについてメアド所有者の事前の了解をどうとりつけるか、がカギになりそうです。この点では、同意を前提としたメアド収拾の手法をどう実現するか、公選法との関係で注意が必要であるとの説明がありました。

メールを中心としたプッシュ型情報が「裾野拡大」(≒後援会員や支持者獲得)で重要との提起がありました。この点で、爺は、メールの重要性を認識しつつ、一方で、合理的なメアド収拾の道筋が見えにくい、ということもあり、ちょっと考えてしまいます。

サイトとSNSの連携

いわゆるホームページと、facebooktwitterなどの連携についてもお話がありました。facebooktwitterなどSNSとどう連携するのか、イメージなどがややつかみにくいので、この際、「地元の信頼できるところ」を知っているかどうか、というのが重要なポイントになりそうです。

チーム運営

この講演では、双方向性、リテラシーについても触れられました。候補者まかせにせず、チーム運営が大切であるとの点は、その通りだと思いました。

「丸投げ」で選挙用サイト運営は…

選挙でネットを使おうと思えば、「丸投げ」が公選法で縛りをかけられる可能性もあり(法改正審議中で未確定)、あくまで、候補者・選挙事務所が中心にすわる、という外形が求められるようです。

爺の妄想:時代は「PUT型」へ移行

爺は、時代がプッシュ型からプル型へと変化しているのではないか、閲覧者側が自分で情報を取捨選択するようになっているのではないか、という具合に変化をしているのではないかと、思うです。あえて言えば、プット型へとさらに進展している、と妄想中であることは以前にも書きました。

爺の妄想:3つの要素に加え、「信頼」の具体的な列挙と必須項目抽出が

情報処理、デザイン、マーケティングという3つの点に、爺があえて加えるとしたら、党派性でしょうか。商業的には「ブランディング」と似ているかとも見えますが、「丸投げ」ができないのであれば、単に商業的な契約という範疇に収まらない、となります。すると……、単に「地元の信頼できるところ」という一般的な文言に収束しにくい「信頼」という課題が見えてきます。「信頼」の中身・項目を優先順位をつけて書き出し、必須項目をクリアできる「地元」が見つかるでしょうか…。