友人が読んでみろ、と届けてくれた本を読みました。森ゆうこ著「検察の罠」です。
- 作者: 森ゆうこ
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2012/05/26
- メディア: 単行本
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多くの方がご存知のとおり、本人は参議院議員で、小沢一郎衆議院議員の信奉者のひとり。ほかにも適切な言葉があるかと思いますが…。
本の副題は「小沢一郎抹殺計画の真相」となっています。権力の正体というのはどういうものか、知って置いて損はないかと思います。小沢議員がクリーンな人かどうか爺は知りません。田中角栄の系統につながる人だと理解しています。田中角栄といえば、ロッキード事件で失脚。金権政治の代名詞のようにいわれたりするかつての首相です。日中国交回復の当事者でもあります。まあ、アメリカにこびず、自主的な日本外交をすすめた。それが米国の怒りに触れ、あの事件で失脚させられた、との見方もあります。
今回の本に米国のことは直接触れられてないようですが、権力の問題はいろいろ考えさせられます。文章は、やや熱が先行しているな~と思わされる部分があるものの、思想・政党支持の違いをいったん脇において、読んでみる、という手もありそうだと思わせてくれます。
IT関連についての記述も参考になりました。