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可愛(かわい)げ

本日、岡山市内に出かけた。ほかの用事もあったので自家用車を使った。住宅地を通っていると、狭い路地から、車輪が小さくてサドルとハンドル位置が高い、そういった類の自転車が急に飛び出してきた。慌てて急ブレーキを踏んで止まった。何事もなかった。こちらはかなり焦ったので冷や汗とか、ガクッと止まったときのGを感じたり、タイヤが少し扁平にすり減ったのだろうと思う。安全第一、人命優先であるから、自転車の女性をどなりつけるようなことはしなかった。まあ、品性ある還暦近いオトコとしてはこのようなことで声を荒げる必要もない…。
しかし、急に飛び出した自転車の女性はぺこりと会釈するでもなく、すみませんというような表情をするでもなく、反対方向へ自転車をこいで行った。可愛げのないオンナだ。
隣りに座っていた妻が言った「可愛げだけでは生きていけないのよ」…。そうだ、交通事故に合わないように可愛げなシナをつくるより、自動車など存在しない、わが道、というような態度の方が安全だと思っているのに違いない…。困ったものだ…。「可愛げ」だけで生きていけないことは、妻が身を挺して教えてくれている。
爺は、可愛げのあるオンナのまえでなすすべなくだらしないのだが、可愛げのないオンナのまえでもなすすべのないのに気がついた…。