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週刊ダイヤモンド:安倍効果で株価1万円回復も 銀行が恐れる新政権の落とし穴

ネット徘徊してましたら、「週刊ダイヤモンド」の「安倍効果で株価1万円回復も 銀行が恐れる新政権の落とし穴」が目にとまりました。以下引用です。

安倍効果で株価1万円回復も 銀行が恐れる新政権の落とし穴

12月16日の衆院選で自民と公明の両党が全議席の3分の2超を獲得。自民党の安倍晋三総裁の掲げるリフレ政策が現実味を帯びてきたが、関係者の本音からは危うい現実が浮かび上がる。

衆院選投開票日の12月16日夜、自民党担当記者が詰める本部内の「平河クラブ」。…(略)…熱気に包まれた蒸し暑さの中で開票を見守った自民党幹部は、カメラの前でこそ、圧勝が確定した後も神妙な表情を崩さなかった。が、一歩ロビーに出ると、党重鎮は馴染みの番記者とガッチリと握手を交わして圧勝を喜び、党三役の1人は支援団体の幹部と肩を組んで勝利の記念撮影という浮かれようだった。…(略)…安倍新政権は円高是正とデフレ脱却を成し遂げ、景気回復の道筋を描けるのか。2大キープレーヤーの本音を読み解くと、危うい現実が浮かび上がってくる。…(略)…シンガポールを拠点に東京市場に投資するヘッジファンドの運用担当者は冷ややかだった。…(略)…「自民党であれ、民主党であれ、日本の政権が必ず裏切ることはわかっている。後はそのタイミングを見極めて手仕舞うだけ」と本格回復ははなから想定外だ。…(略)…

安倍効果の熱が冷めれば経済氷河期突入のリスク
…(略)…「圧勝の勢いに任せて、拙速にインフレ率2%の達成を強行した場合、数十兆円規模で日本国債を保有するメガバンクは致命的な損失を迫られかねない」…(略)…自民党は大胆な規制緩和を掲げるが、むしろ財政出動による公共事業の拡大でバラマキ政策に回帰する可能性が高い。…(略)…円安で企業が一息つく間に、産業再編を推し進め、成長戦略を明確にできるか。失敗すれば、景気は再び落ち込み、構造改革は先送りされるだろう。さらに安倍効果の熱は冷め、日本は株価と国債の暴落という“経済氷河期”に陥りかねない。(「週刊ダイヤモンド」編集部 山口圭介)>> 記事掲載WEBサイトの頁へ