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InDesignCS6:「プリント オン デマンド」のプラットとして使う発想

アドビからのニュースレターを見てまして、InDesignの使い方で、「そうそう、そうなんだ」というのがありました。
しっかりしたテキストデータ、つまり完全原稿があれば、書籍、電子書籍をはじめいろんな媒体に使え、結果的なコストも下がる、と。
TAKAの環境は、InDesignを使う段階になっても見出し、本文などが定まりきらず、何回もその段階で校正が繰り返されるということがおこります。そして、出来上がったInDesignのデータはデッドラインとの関係で、きれいに整列した文字データではなく、見かけ上OKだけど、裸にしたらあちらに飛びこちらでこけているということが多いのです。
スピードとの関係もあって、再利用しやすいテキストデータになりにくいという側面がありますが、改善を要する課題だというのが、TAKAの認識です。そこで、ニュースレターの以下のところを引用です。

ワンソースから電子とオン・デマンドに向けた販売が可能になる


…(略)…株式会社インプレスR&D 電子出版システム研究所 OnDeck副編集長 福浦 一広氏に伺った。
InDesignはプリント・オン・デマンドで入稿するPDFを作るためのプラットフォームとして利用しています。InDesignEPUBへ書き出す機能もありますが、元原稿が電子版として販売していたEPUBファイルとして既にあったのでタグ付きテキストに変換してInDesignに読み込むことで効率化が図れました。段落スタイルをあらかじめ設定しておけば、自動的に流し込みを行い短時間でレイアウトが完成します。あとはデザイナーのセンスで写真の位置を調整する程度で済みます。InDesignを使えば、文字組みの機能やフォントの埋め込み、ノンブル、目次、索引作成機能などを使って綺麗なレイアウトを作ることもできる。書き出したPDFは電子版として販売、プリント・オン・デマンドで書籍として販売するどちらにも利用できます。」…(略)…>> 記事掲載WEBサイトの頁へ

上の引用で「元原稿が電子版として…あったのでタグ付きテキストに変換してInDesignに読み込む」というところが、なるほどと思いました。ちゃんとやっているところがあり、できることなんだと…。
InDesignで作り上げてEPUBという流れを逆転することが、プリント オン デマンド という究極の小印刷部数を事業として実現することができるのだと…。
しかし、EPUBファイルはどうやって用意してるのかな~はて…。