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北海道新幹線、長万部町で起工式 1.6兆円


北海道新幹線、長万部町で起工式 1.6兆円 朝日新聞 2012年8月25日13時27分
国が着工を認可した北海道新幹線新函館―札幌間の起工式が25日、中間地点で駅ができる長万部町で開かれた。北海道とJR北海道、工事を担う鉄道・運輸機構の共催で、羽田雄一郎国土交通相らが出席した。

211キロのうち76%がトンネルで、総事業費は約1兆6700億円に上る。巨額の費用を確保するため工期を24年間とし、開業は2035年度の予定。地元は工期の短縮を国に求めていく。国が想定する最高速度は道内が約260キロ、貨物列車も走る青函トンネル内は140キロで、札幌―東京は最短で5時間1分で結ばれる。>> 記事掲載WEBサイトの頁へ


北海道の人には待ちに待った新幹線の着工でしょうね。札幌・函館間の時間がずいぶん短くなります。函館または千歳の空港、そして羽田空港へということを思えば、新幹線ができたら乗ったままで東京都心まで行ける日(≒2035年=23年後)が来る見込みですもんね。
でも、5時間かかる新幹線に通しで乗るのでしょうか…。結構つらい旅かもしれません。東海道・山陽新幹線だと、おそよ東京・博多間に相当します。例えば、東京12:10-(のぞみ31)-17:13博多、というようなことでしょうか。
昔・むかし、東京で会議があったとき、福岡県からの方が、帰りといえば飛行機を使っておられたのを思い出します。旅費は新幹線代しか出ないんですが、長時間座り続ける新幹線は嫌だと…。

中央新幹線リニアモータカーは必要?


さて、本日のネタの中心は、実はリニアモーターカーです。東京から名古屋を経由し大阪に至るルートが中央新幹線と呼ばれています。そのうち、2027年までに名古屋、2045年に大阪までの開通を目指し、その暁には、東京・大阪は67分で結ばれるそうです。(wikipedia >> 中央新幹線
デモね~、電力が新幹線の3倍くらい必要なんでしょう。省エネが求められる時代に、時間短縮のコストがあまりにも高すぎるとも思えます。多くはトンネル、そのなかには、中央構造線という、トンネルを掘るにせよ、安全管理をするにせよ、大変気になる場所を、主に地下を猛スピードでリニアが走るんですよね…う~ん。
いや、まて、その前に旅客需要はそれだけあるのかな~。日本は人口減少社会に突入、2050年ころには人口1億人くらいの見込みです。

人口が減るわけだから、高速道路も車が減るでしょう。新幹線の旅客輸送能力がひっ迫するということも考えにくいと思われます。
むしろ考えるべきは、東海道沿いの大地震、富士山爆発など大災害時にどう安全な交通インフラを確保するかということで、東海道新幹線、高速道路などの安全対策や、山側に移すことや二重化などの対策のような気がします。コスト高のリニアより、安全のコストを一番に考えた方が良さそうだと爺は妄想するのですた。科学者や技術者の夢、地元の要望が実現されるのはそれなりにうれしいことなんでしょうが、急ぐべきところは何か、しっかり考えてもらいたいな~JR東海には、と。
もっとも、自営業になってまだ自前で新幹線にも乗れない貧乏人ですから、言うのをはばかられるような気もするんですけどね…どうでしょうね~。