アカシアの花 -中国革命戦争を生き抜いた日本人看護婦の回想-
- 栗本スエコ著 (旧姓 柴倉)倉敷市水島在住
- 2012年5月29日発行
- 122ページ
あ~こういう人生を送られた方がおいでなのだと知りました。1926年、川面村(現高梁市)で生まれた著者は、'43年看護婦となり、その秋に中国の瀋陽市で就職。'45年8月・日本敗戦の後、同年11月・中国八路軍に病院接収され、そのまま行動を共にし、'53年に舞鶴帰港。その後、倉敷医療生協で看護の仕事に携わってこられました。1968年に同生協を退職、と略歴に記されています。
TAKAが住む西大寺の東、吉井川の東岸に、かつて「八路軍」と行動を共にされた方がおられるのを知っていたもので、やっと、その「八路軍」に関係した方の二人目を知ることになったというわけです。
若さというのは素晴らしいものだと思いました。自分が60歳を前にして、悔いのない人生を送っているかどうか、改めて…う~ん……う~ん…という状態に…。